北秋田市、三セクに６千万貸し付け 「クウィンス」休業へ
秋田県北秋田市は３１日、市営阿仁熊牧場「くまくま園」（同市阿仁打当）など５施設を運営する市出資第三セクター「マタギの里観光開発」（上杉二三男社長）に対し、営業継続に必要だとして最大６千万円を貸し付ける考えを示した。
赤字経営が続く同社の累積損失は約１億７千万円に及んでおり、同社が「資金繰りの悪化が予想される」として貸し付け支援を要請していた。同日開かれた市議会全員協議会で市が説明した。
市当局は席上、同社が運営する市営温泉施設「クウィンス森吉」（同市小又）の指定管理を、９月いっぱいで取り消す方針も明らかにした。経営改善を目指す同社からの要望を受けた対応。市は併設する秋田内陸線阿仁前田駅の機能を維持しながら、温泉施設をいったん休業するとした。
赤字経営が続く同社の累積損失は約１億７千万円に及んでおり、同社が「資金繰りの悪化が予想される」として貸し付け支援を要請していた。同日開かれた市議会全員協議会で市が説明した。
市当局は席上、同社が運営する市営温泉施設「クウィンス森吉」（同市小又）の指定管理を、９月いっぱいで取り消す方針も明らかにした。経営改善を目指す同社からの要望を受けた対応。市は併設する秋田内陸線阿仁前田駅の機能を維持しながら、温泉施設をいったん休業するとした。
転載元：秋田魁新報Web
【ここから私の意見】
クウィンス森吉は、阿仁前田駅に併設した温泉施設です。「駅ナカ」ならぬ「駅フロ」という珍しい営業形態です。
マタギの里観光開発が抱える５施設のうち、「くまくま園」以外は赤字経営で、特にクウィンス森吉の赤字が大きかったので、今回の措置に踏み切ったようです。
赤字の原因は、源泉からの送湯管が目詰まりを起こし、送湯量が減少したため、光熱水道費が増加したからだそうです。送湯管のメンテナンスをしなかった？ 送湯量の減少分をお湯増ししていた？などと疑問が温泉の如く湧いてきます。
クウィンス森吉の従業員は、マタギの里観光開発が運営する「打当温泉マタギの湯」に異動するので、失業者が出ず、ちょっと安心です。休業中に送湯管をメンテナンスし、経営改善策を練った上で、早めのリニューアルオープンを期待しています。
阿仁前田 風呂がなければ ただの駅 kentaro心の俳句
クウィンス森吉へ駆け込み入浴！ http://maedanoyu.web.fc2.com/
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