安保関連法案反対デモ集会について思う | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

8月30日の国会前安保関連法案反対デモ集会で、機動隊に暴行を働いたとして、参加者2名が逮捕されました。2名とも60代男性だそうです(産経ニュースより)。

 
つい熱くなったのでしょうか。昔の血が騒いだのでしょうか。今の動きは20代の若者が中心となって作っているものです。水をさしたり、足を引っ張ったりするような軽挙妄動は慎むべきだと思います。
 
若者たちは新しい形で政治に関わろうとしています。そこに昔取った杵柄とばかりに口を挟み、中心に居座ろうとされては困ります。中には、今なお政治運動の熱冷めやらず、自分たちの政治活動に利用しようという団体までいると聞きます。
 
しゃしゃり出ることなく、若者たちに任せましょう。「デモでアンチエイジング」位の気持ちで構いません。余計なことをせず、見守ってやってください。
 
若者たちの思いを「平和ボケ」とこき下ろす年配者もいます。平和ボケは大いに結構です。70年前、何もかも無くなった焼け野原を目にして、戦争への激しい嫌悪を心に抱いた先人が、理想としたのは平和な社会です。再び戦争ができる国づくりではありません。国家の目的は平和の希求が第一であるべきです。安倍晋三首相も、嘘も方便的な用法ではありますが、「積極的平和主義」と口にしています。
 
それでも戦争をしたい年配者がいるなら、その人たちが行けばいいのです。シルバー人材自衛隊です。戦場で、すっかり筋力の落ちた手足を飛ばし、ストレスと酒で疲労した内臓を散らしてください。武藤貴也議員が、その「日本精神」=「武士道精神」を絶賛してくれるでしょう。
 
いつの時代も若者は誰もが未熟です。今では年を食った者も、いつか来た道で、昔は未熟な若者だったはずです。その頃、若者の行く手を邪魔するような老害になりたいと思っていましたか?
 
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