アースデイ東京2008に行ってきました | 圭一ブログ

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圭一のブログです。1984年宮崎県生まれ

行ってきました、アースデイ東京。

(主に代々木公園で毎年行われている、環境がテーマのイベントです)

二時ごろ会場に到着・・・まずはやっぱり


精進カレー

カレーでしょ!


KUMINSOULというお店のカレーが

とてもいい香りを発していたのですが・・・

あまりに行列が激しかったため

(何で日本人はあんなに並ぶのが好きか)

おとなりのカフェ・ド・シンランのカレーをチョイスしました。


まあ、ルーは正直あんまり美味しくなかったですが

十六雑穀米が美味しかったです。

ちなみに管理人は相当なカレー好きですのでよろしく。


マイ箸を持参しなければ!と思ってはいたのですが

案の定忘れてしまい、少し不安でした。

しかし会場はデポジット制を導入しておりました。


貸し出し所が別にあって、100円を預かり金として支払い

プレートかボウルを借りるというシステムでした。

これならマイ箸を持っていない人も、家に忘れてしまった人も、

気負いすることなくこういうイベントを楽しむことが出来ますね。


食べた後、返却しようとすると・・・


お皿を自分で洗う

ヘラで汚れをこそぎ落としたあと、水槽で軽く洗って返却。


自分がカレーを食べたことにより発生する作業ですので、

悪い気はしませんよね。


環境にあまり関心のない人でも、

こういうイベントにおいては、楽しみの一つになるかもしれませんし

日本人は「ほかの人もやっている」というシチュエーションに

強く突き動かされる健気な人種ですので、

こういうふうにシステムとしてちゃんと整備されていると

面倒くさがらずにやってくれるのではないでしょうか。


ちなみに、洗った食器と引き換えに100円が帰ってくるのですが

そこにはちゃっかり募金箱が。


ふと、銭湯に行ったときのことを思い出しました…

最近はどんなロッカーにもありますよね・・・

鍵を閉めるには100円玉が必要で、開けたら戻ってくるという機能が。


お湯から上がってさっぱりして、その時ふと目に入るわけですよ

牛乳の自販機が・・・


この時、精神的な状況としては、牛乳を飲むという行為に対する

価値がのっぴきならない程に上昇しているわけです。

そして手にはすでに100円玉が握り締められている。

まるで牛乳を飲むために、今取り出したかのように。

そう、全てが仕組まれているわけです。


このアースデイにおいても、同じビジネスモデルが構築されているのです。

エコな感じのごはんを食べて、気分が良くなり、

環境に負荷のあまりかからない方法で自分で食器を洗って、

さらに気分が良くなり

「ああ、ありがとうお店の人」と心の中で呟いたところに

手作り感の溢れる、四角い紙製の募金箱。

そして手にはすでに100円玉が握り締められている。


ソーシャル・マーケティングは

銭湯の牛乳にもっと学ぶべきではないでしょうか。


一緒に行ったのは、某下着メーカーに最近就職した友人だったのですが

彼は「PeaPod」という妊婦さんに優しい下着のブースに興味しんしんでした。


ブラ+腹巻

シルク製。


彼とブースの人の会話を聞くところによると、

女性の下着というのは、妊婦さんや赤ちゃんに配慮したものって

なかなか少ないらしいのです。


セクシーな下着に情熱を燃やす彼には是非、この下着にヒントを得て

この世のあらゆる妊婦さんを妖婦にしていただきたいものです。


代々木公園には年中ファンキーな人がたむろしており

自由で、ラブアンドピースな感じなのですが

このイベントもそんな感じです。


アースデイには、野外ライブを行っているステージもあり

音楽を遠くに聞きながら、

人ごみの中をいろんなブースを巡っていると

まるでフジロックみたいで楽しかったです。

会場にいる人も、ボヘミアンな服装の人がたくさんいて

展示してるものとか、主張していることとか

それぞれエネルギーに満ち溢れていました。


フジロックのブース

あー今年もフジロックが楽しみだ