はっきり覚えてないのだけど、宮古空港からタクシーで数分で行けたと思う。
タクシーの運転手さんに○○(地域名←忘れた)の石の庭に行きたいと言うとすぐに分かってくれた。
「新城さんもノロだからねー」とかなんとか話ながらすぐに民家に到着。
こんにちわーと声をかけ、お庭を見せてもらう許可を得る。
ガイドブックなんかに載ってないので、広い庭にはわたし1人。
石といっても珊瑚石なので、大きいがそれほど圧迫感はない。
芝生の上に(わたしからすると)乱立する石たち。
迷路のような庭をあちこち移動するわたし。
そこにいるのはたくさんの蝶々と鳥たち!&わたし(部外者)
庭の石を掘り出して立てるだなんて、
他人からしたら(そして多分身内からしたって)意味がない、無駄なことと思われただろう。
石を立ててもお金は稼げない
庭も無料で解放してるし、
パワースポットとはゆえ、そこにいるだけで病気が治るレベルでもないから(たぶんですけど。もしそんな話があったらもっと有名になったはず)ただ心地いい場を作っただけで、世界のどこかの戦争がなくなったり、誰かの貧困や病理の苦しみが必ず減るってこともないんだろう。
誰のためでもなく、なんの目的かもわからず、ただ自分の中から湧きあがる情熱だけはあった。
無駄でもいい。だってそれが、それこそがJOY!
おじいちゃんはSMAP知ってるかどうか分からないけど、いまわたしがあの庭に行ったら絶対歌うよ!JOY!!
大声で歌うよ、きっと1人だろうし
新城さんは新城さんの楽園を作った。
石にはたいていそんなパワーがある。
庭から出たら、お宅に上がらせてもらい、お話もした。
新城さんと身内の中年女性(娘さんか?)
なぜか女性は手のひら大の庭の石を持ち出して、わたしは石の上に手をかざさせられた。
?と思った次の瞬間ピリリときたので驚いて「うわ。いまビリっとした」と言ったら、女性は嬉しそうに新城さんを見て「この子分かるわよ」と。
新城さんノーコメントで頷く。
そんなことはどうでもいいし、でもそんなことをするその女性のことも否定しない。
そしてまさにそんなことよりって感じで、どこから来たとか地震は大変だったねとか何の仕事をしているのか色々聞いてくれた。
印象的だったのは、よくある年配者が聞いてくる世間話と違って、新城さんは本当に興味を持って聞いてるってとこ。
偏見か思い込みかもしれんけど、たいていお年寄りの話って「生きてると大変なことはあるけど、真面目に生きてれば必ずいいことがある」で〆られる。
いや、わたし大変な話してないけど?それ、言いたかっただけちゃうんーみたいな
でも新城さんは違った
その頃してた派遣でデータ入力の仕事について
「パソコンというのはコンピュータのこと?」
「一日中座ってやるの?」
‥等々「え?おじいちゃん、転職考えてる?」と思ってしまうほどの(笑)くいつきやったね。
生きてれば必ず云々のくだりもなかったなあ
一言で言うとかなり限定されてしまう言葉の悲しさを承知の上で言うなら、
新城さんも新城さんの庭も、そこにあるのは「受容」やったなー
受け入れるって、生半可じゃできんよ
ぼんやり生きてたら、自分に都合のいいことしか受け入れない。
目を逸らしたいことを受け入れるというのは、ほんとうにすごいことだ。
悲しくても苦しくても否定せず、受け入れる。
それがほんとうに出来たら、貧困や病理さえ越えられる。
前述では救えないと書いたけど、覚悟とJOYがあれば越えられる。
あの石庭はその象徴だ。
そしてあんなに好奇心旺盛な方なので、きっとSMAPもJOY!!も知っているはず!
そしたらわたしは一緒に歌いたいね!
もう90歳は越してるはずだけど(うみさん情報では去年段階で存命とのことなので)90歳のおじいちゃんと、あの庭で歌えたら、なんかもう意味わからんけど無駄にむちゃくちゃ楽しくて、そんできっと泣くね!
どうか、わたしが行くまでお元気で!!!