Scratch Live使用中のPCでMIXを録音する方法
今月の頭、こんな質問が届きました。
内容は以下の通り…
先々月に憧れのタンテとミキサーを購入し(共にテクニクス)Scratch Live、
Mac Bookもほぼ同時に購入しました。
そこで質問なんですが、Scratch Liveを使ってmix CDを作る場合
(波形編集ソフトに録音したいです)パソコンて、もう一台必要ですか?
ちなみにオーディオインターフェイスはEDIROLのUAー1EXを所有しています。
この質問に対する回答ですが…
Scratch Liveの起動中に、同じPCで波形編集ソフトを起動することは
基本的に出来ません。
ただ、MacBookの場合、Scratch Liveを起動しながら、I Tunesも
フツーに再生出来るんで、オンボードのサウンドカードと
オーディオインターフェースが同時に使えるようです。
そこで、その機能を利用した、裏技があります。
それは、MacBookに最初からインストールされてるGarageBandを
使う方法です。
まず、GarageBandを起動し、左上のGarageBand → 環境設定 →
オーディオ/MIDI → オーディオ入力の項目を「内臓入力」へ変更。
次に、リアル音源トラックを作成し、入力源を「ステレオ1/2内臓入力」に設定し
マイク端子を使って録音します。
この方法だと、録音は出来るけど、GarageBand側のアウトの設定を
内蔵出力以外選べないので録音した音源を確認する時
PCのスピーカーかヘッドフォン端子しか使えない欠点があります。
ただ、この問題もMIXERがあると、解決出来るハズ。
なので、この質問への答えは…
「PC一台で出来ます!」です。
とは言え、自作MIXをパソコン(波形編集ソフト)に録音したい場合、
もう一台のパソコンがある方が便利には違いません。
出費が嵩むけど、お金に余裕が出来たら
安いWinマシン(OSはXPで充分。デスクトップがいいよ)を見つけるのが
得策かな。
それと、個人的な意見としては、Scratch LiveをインストールしたPCに
他の音楽ソフトをインストールしたり
Cabos等のファイル共有ソフトを入れたりするのは
PCが不安定になる可能性が増えるんで、止めたほうがイイと思います。
プレイ中にフリーズする様なリスクはなるべく避け
Scratch Liveをインストールしたら、そのPCは
Scratch Live専用マシンにするのがオススメ。
おれもそうしてるし、現場のDJも大半はそうしてますね。
こんな感じで、また質問にも回答するぜー。
別に機材や音楽の話題じゃなくてもいいぜ。
では今夜。