Beat編に続き今回はRap編。

 リリックも記載するのでかなりの長文になるが悪しからず。

 具体的な解説に入る前に全楽曲の共通点をあらかじめ記しておく。

 

 ・意味性、共感性の排除

 デッドマンズの歌詞に意味はほぼ無い。

 昨今の音楽はHIPHOPに限らず共感を重要視しすぎている傾向にある。

 リスナーもプレイヤーも共感したい/されたいに執着しすぎている。

 全く反吐が出る。

 共感=数字→金になる、承認欲求満たせる。

 ROCKと同様に資本主義に飲まれた芸術はなんでも数字に変換しようとする。

 わざとらしい共感を誘う歌詞や「僕は君の味方」とか「僕は君を応援する」みたいな歯の浮く歌詞で溢れ返っている(他人の応援してる場合じゃない奴が歌ってるから非常に滑稽だ)

 リスナー側も共感できれば何でもいいって風潮がある。

 音楽的にカッコいいか、ラップ的にテクニカルかなどどうでもよく、ただただ共感できるかできないかで取捨選択が行われている。

 音楽は弱者に寄り添うもの。確かにそうだが現状はその言葉をお題目にした弱者マーケティングを展開しているように見える(俺がひねくれ過ぎか?)

 デッドマンズはそれをやりたくなかった。ただひたすらシンプルに「カッコいい」音楽を創りたかった。

 再生ボタンを押してスピーカーから流れた瞬間に首が振れる、腰が動く、暴れたくなるような原始的な音楽の力を求めた。

 アルバム通して誰も応援していないし、誰の共感も誘っていないし、誰にも寄り添っていない。

 リスナーを食い物や数字としてとらえたくないが故に意味性、共感性を極力排除した作りになっている。

 

 ここからリリックの解説に移る。

 韻を踏んでいる箇所は色分けをしている。ただし完全韻/不完全韻の区別は付けていないので、そこは各々の脳内で補填してほしい。

 基本的にはFizzから見たNAKA THE WORLDのパンチラインを取り上げていく(自分のリリックの良い所を自分で解説するのは恥ずかしいから)

 それからデッドマンズのリリックは映画、漫画、アニメなどの引用が多いので、その引用元も記載する。

 

1.BARF OUT

【NAKA THE WORLD】

多少の針飛び? 気にしねぇぜ

逆に利用するスキル構図案

血液ABガチのノープラン

逆転サヨナラ死へのホームラン

nerd,hard,tough

art 尚且つ

十字架もへし折る我らミュージシャン

報道機関もRock it!! 

あの秋刀魚も踊らすbroken beats  ハハーッ!

キャップ ラップダセェポエム野郎の

ゲロ以下の臭いもNIKEに絡め

誰か知りません?俺のadidas

聴いてみやがれ珠玉のalbum

本部(※1)も言ってた片腹痛い

phantom en fizz nakazawa以外

NとFが蹴っ飛ばすヴァース

俺らに任せろdeadman's curve

 

【hook】

マスカキ悪ガキ描いた落書き

テメェの鼓膜にFuzz the beats

Mass対coreから数えて何年

DMC yo master piese

 

【Fizz】

群れてイキがるラッパー集団

我らカモ狩りが趣味のupper shooter 

平凡の極みさ どいつもコイツも月並み

今から手本を示すぜ looking at me

悲劇のHEROか いじましい

勝手に感じあってなよsympathy

傷を舐め合う姿にジンマシン

こっちゃ冷酷無比 殺人machine

路上の君が歌う 心に空いた穴

俺にとっちゃ ちょうど良い灰皿だ

それで人の心撃てたつもりか?

安全装置が掛かったままだぜrookie(※2)

58のライフル snipe you

君が最後に見る色 sky blue

怪しい影 正体不明 誘うshow timeへ

あんたもうkill zone に入ってるぜ(※3)

 

 NAKAはこのビート聴いてわずか数時間で書き上げたらしい。

「多少の針跳び気にしねぇぜ」はデッドマンズのラフさを表した一曲目に相応しい入り方である。

 語尾できっちり韻を踏んでいく正統派なスタイルをこの曲では披露している。

 ちなみにHookを書いたのはNAKAだ

※1の本部はグラップラー刃牙シリーズに出てくる古武術の達人の本部以蔵の事。

※2のリリックはメタルギアソリッドシリーズの主人公ソリッド・スネークのセリフの引用。

※3は押井守監督「イノセンス」の草薙素子のセリフの引用。劇中内では「キルゾーンに入ってるわよ」

 

2.ANTIZM

俺を殺してくれアキラ(※1)マキマ(※2)

最悪な死に方Roots(※3)ヴァギナ

Quest love(※4)なら愛の探索

ワックスポエティックス(※5)のバックナンバー

バックDJに頼りすぎじゃね?

Hook流して客が歌うの?

お前のVoiceは一体どれだ?

スマホかざされ客寄せパンダ

誰もファッションなんて見ちゃいねぇぜ

オーディションの為にも慣れない英語

Boom Bap もうもうウンザリ!!

コンクリートは冷たいまま

今宵もラザーニャが旨いぜママ

君らは理解できるか?アブストラクト

俺らの代償は高くつくぞ

民放(放送)日本(畜生)

ラッパー(クソみてぇな)のど自慢

お笑い芸人にライム教えて

ポケットパンパンお金欲しいの?

三流タレントの食レポみてぇに

安い言葉じゃ頭は振れねぇ!!

 

【Hook】

開演5分前のショータイム

盃交わす五分の兄弟分

覚悟はいいかそこの業界くん(※6)

We are thee dead man’s curve

 

【Fizz】

マジで普通って言葉に反吐が出る

自称ラッパーがマイクに屁を垂れる

君の内なる獣も目が覚める

これはpunk / noise / rhymeのテロリズム

デッドマンズ are あなたの敵

ヘッドバング散らばる頭のネジ

ペットダンスしてるぜ君らのヒーロー

チェットでカチ割る後頭部

未だ夢見る銀河の果て

死ぬその時まで進化の過程

果てるまでバラ撒く因果の胤

俺らマシンガンのエチケット尊ぶ

本当マジだりぃ雑魚の交わり

いずれ花咲き 残念だがまだ先

するな瞬き 刹那の輝き

今こそあなたに送るぜマダファッキン!!

おっとI’m sorry 紳士な態度に

舌先solid 襟裏にカミソリ(※7)

LとR君の鼓膜向けて忍び寄るぜ

ボニーアイボリー(※8)毒針のサソリ!!

 

 デッドマンズ結成第一曲目に当たる曲。

 現状の音楽シーンに対する不満と怒りをぶつけた。

 こうして色分けしてみると、この曲は意外とNAKAは韻を踏んでいないことに改めて気づいた。

 NAKAのbarの「Quest loveなら愛の探索」というリリックはQuest loveを直訳しただけ。つまり何も言っていないに等しい。

 荒々しいBeatに業界も法則も知ったこっちゃねぇと無理矢理突き進もうとするNAKAのFlowに、思いついた言葉を思いついたまま書き殴ったような生のリリックが非常にパンキッシュである

 

(※1)大友良英原作「AKIRA」の登場人物。主人公の名前では無い。

(※2)藤本タツキ原作「チェーンソーマン」の登場人物(非常に怖い女)

(※3)HIPHOPバンドthe rootsと掛けている

(※4)the rootsのドラマー

(※5)音楽雑誌の名前

(※6)いとうせいこうのアルバムタイトル

(※7)「襟裏に剃刀」は刃牙の死刑囚編の登場人物「ドイル」が胸ぐらを掴まれた時の対策として襟裏に剃刀を仕込んでいる様から引用。

(※8)カプコンのゲーム「デビルメイクライ」の主人公「ダンテ」が愛用する二丁拳銃の名前。

 

3.FUGAZI feat. MONO_Holy Beggar

【Fizz】

野生のインテリ nerdなマフィア

身に纏う殺気 ただの普段着

氷の刃撫でる君のうなじ

混乱の渦に巻き込んでくぜFUGAZI

馴れ合い真っ平 承認欲求 末期癌

一掃するマシンガン 惑わすマンジンガ(※1)

言葉の野蛮人さ その他は雑菌だ

冷静に仕事こなす ザ・キラー(※2)

罵声のバリトン 悲鳴のソプラノ

スラム式のオペラで弔おう

常識の壁が崩れ去った音さえも

俺らにとってはサンプリングソース

ほんの火遊び ばら撒くガソリン

端から炎上させるアーソニスト(※3)

自分の番が来たって驚くな

運命はお行儀良くknockしちゃくれないぜ

 

【hook】

狂乱のparade 暗がりからraid

YO 静寂に耳を塞ぎな

マジに不謹慎

FUGAZIなfuckin shit

 

【NAKA THE WORLD】

廻る 羊と豚

盛る 棺の蓋

ダレたペン お前誰だっけ

Check my brain 君らじゃ理解不能だ

俺は左脳二つ所持レフトファクション

物議醸し出すシリーズ初となる

MONOを迎え三つ巴核と化す

君が笑うなら俺は悪となる

混乱渦巻く2024

平和ボケ面ガキもREBOOT

ペン先で描く(未)来への非重量

地球の三分の一の20秒

メガネから放つ猟奇的な殺気

Classic奏でる野生のBlack sheep(※4)

死臭漂う詩集 三重の奏

人間失格 夏油(※5)抜糸

 

【MONO_holy beggar】

コール 飛び込む

スカンク 最後っ屁に着火起爆剤さ

俺の毒を君にお裾分け

綺麗すぎるからボツなわけ

それ故君、少しは汚れなさいホラ

思慮の浅さじゃ僕の負けyo

緑飲めるクネるガナるこれはpassion

俺のrhymeをポタリ垂らす魅力rap show

側から見りゃ気狂いかな?

介錯、首からバッサリ切り裂くお前らのmic理論

入れないかな?

一見さんだって良いのにさ

誰か、巻いてないかな?

hydro paste狂わすペース君の内部に流れる真っ赤な血にメス

 

  FUGAZIとは"Fucked Up, Got Ambushed, Zipped In"のイニシャル。ベトナム兵たちの間のスラングだったらしい。意味は「クソな状況」とかそんな感じ。

 それをハードコアパンクバンドがバンド名に使い、それをさらにデッドマンズが引用したという図式だ。

 MONO_Holy Beggarというラップお化け/モンスターを招いた曲。

 MONOをfeatするのはNAKAと見解一致の上、お互い喰われるのを覚悟して呼んだが案の定喰われた。無理無理。勝てません。狂気じみてる。

 NAKAの最初の2小節「廻る 羊と豚/盛る 棺の蓋」は意味はわからないがイメージすると狂乱の宴のような映像が想起される。監督名忘れたが「2001人の狂宴」というスプラッター映画があるのだが俺はそれが頭に浮かんだ。

 それと「ダレたペン お前誰だっけ」の踏み方も非常にカッコいい。他者に興味がない冷酷さが見える(実際のNAKAは非常に人情のあるやつだ。ドライなのはどちらかというとFizzの方)

 

(※1)ブラジルのサッカーやカポエイラで使われる用語。相手を出し抜く知恵みたいな意味。

(※2)デビット・フィンチャー監督のネトフリ映画

(※3)90年台のHIPHOP crew

(※4)90年台のHIPHOP crew

(※5)呪術廻戦の登場人物

 

4.D.M.C.

【 Fizz 】

君が出すのはスピットよりスペルマ

自分で踏んづけて滑るな

足りて無いぜラッパーのスペックが

人生の汚点 付きまとうスペクター

D•M•Cこれは悪夢のスペルだ

子供向けと子供騙しの区別を付けな

33プラスエイト 

お前1人落第だ元クラスメイト

oh自称エンタテイナー 

でも実際のところただのセルアウター

ステージでケツ出すな

ウケれば何でも良いなら文化の欠落だ

小ちゃいオッサン ガキに媚びてるキャラ作り

本性隠したカタツムリ

台本無くちゃ喋れん大根役者

落ちてゆくのさ あっとゆうま

 

十字架に貼り付けな DMC

ガソリンぶちまけな DMC

最後に言うことは? DMC

覚悟は良いか 俺はできてる(※1)

 

【 NAKA THE WORLD 】

何が地獄だ 詐欺師の白豚

Rhymeもbeatもてんで変わらねぇ

マジでギャグだぜ 勘違い野郎

小さい狭い村での裸の王様

この曲捧げるdead man’s curveは

天才変態先輩限界かな

自称under ground hiphop label

周りがチヤホヤ実力ねぇべ

ゴルフクラブで頭を殴打 no doubt

絶望誘うcorner

rapでplay ya game , レース制する

仕掛ける2人のbad brain(※2)だぜ

教わった事は確かな事

俺らの音は明日の音

ダセェパーカー袖通す前に

西川口の筋 通してみな

 

 とある2名をDisった楽曲(というか基本デッドマンズは何かをDisってる)

 それが誰であるかはここでは明かさないが読み解くとわかる人にはわかる。

 

(※1)ジョジョ第6部のブチャラティのセリフ

(※2)ハードコアパンクバンドの名前

 

5.Outsider

【NAKA THE WORLD】

YO 針も泣いてらぁ ゲスなFlow

味も匂いも感じねぇぜ 冷めたsauce

まさかと思うがそれ客に出すのか

貴様はクビだ 死刑のラストダンス

幕下序二段程度のMC 

巻く舌暇なく捲し立てるぜ

寿司の国からおひけぇなすって

ベシャリの職人 哺乳類レペゼン

狂うコンパスの円周率

更に皿求める男の研究室

uh ニコラテスラみたく世界変える

我らがDMC

つまりこいつはヘビーなbrain  wo

二杯目のビア 加速するギア

血が沸るear 嫁にフマキラー(※1)

林檎が割るミラー(※2) バカは学びな

クソ味のpizza(※3) 俺によこしな

 

【hook】

格の違い魅せてやるド三流(※4)

我ら馴れ合いならNo thank you

砂糖の味なんて忘れちまったぜ(※5)

春の日や あの世この世と馬車を駆るだけ(※6)

 

【Fizz】

記憶から消え去る君のライブ

一足先に訪れるぜ 第二の死が

上手になぞるだけじゃ意味も無い

送り火代わり燻らせるぜ愛飲のシガー

満足した豚 飢えた狼

仲良しできないな 逃げた方が良い

空っぽのハラワタ 愛と憎悪でごった煮

沸騰するドーパミン 浴びせる58に

NとFなら見解一致 残さず木っ端微塵

いつだってget a busy yo

詰まるところ閃きとは諦めきれなかった

奴だけが迎える101回目の夜に咲かす月下美人

uh 楽しむつもりさ一部始終

ユダのRhyme & Flow 期待は裏切る

yo クソみそ一緒くたの乱気流

俺らの生きる理由 三流? kill you

 

 既存のシーンに媚びるよりも自分たちのスタンスを貫く。奴らから見たら俺らはツルまないアウトサイダーだ。

 タイトルはNAKAが付けたが最初はOutsider of Japanese HIPHOPだった。

 長くてライブで曲名言う時大変だから俺がバッサリ切って今のタイトルにした。

 この曲のRecあたりからNAKAのラップが上達してきたこと覚えている。

 三連符を自分なりに取り入れてみたりと創意工夫をし始めた。人の成長を目の当たりにして感動した。

 ちなみにHookはFizzが担当した。

 

(※1)空耳アワーからの引用

(※2)椎名林檎のこと

(※3)引用ではないのだが、NAKAが俺にここのPIZZAの発音「ピザ」か「ピッツァ」どっちがいいか?と聞いてきて「サンドイッチマンのピザ屋のコントかよ」と突っ込んだのを覚えている。

(※4)「鋼の錬金術師」の主人公のセリフから引用

(※5)浦沢直樹原作の「モンスター」のセリフから引用

(※6)中村 苑子という俳人の句からの引用だが、Fizzがこの句を知ったのは押井守監督の「イノセンス」。

 

6.Noisy for you

【Fizz】

コンクリ叩きつける夕立の降る音

哀れな命乞いもかき消す

残弾数気にせず 1ダースfull auto 

返してもらう next levelのキーケース

所詮under dog 殺してみなよ(※1)

良ければ人生僕と棒に振らないか?(※2)

ろくでなし 犬コロの口説き文句

次の曲がり角 待ち伏せ不届者

言葉の出ないラッパー患ってる喉頭がん

素顔曝け出す律儀な強盗団

儚く散る美しさに見惚れな

薔薇の花束の中にshot gun(※3)

地道にしがない 塩漬けの男たち

生き意地汚い 気を付けろよこの街

キャッシュはキッチリ額面通り

Body check を怠ったな 逆転勝利

 

【hook】

畜生 恥の上塗り

絶望 鼓膜へ直撃デッドボール

滅亡 yo 一蓮

熱病 break beats Noisey for you

 

【NAKA THE WORLD】

ゾンビ映画のように

俺を追いかけてくるぜ醜い形相

恐慌 情報 暴動

アダルトサイトのカルチャー

螺旋の階段 永遠の8階(※4)

低視聴率のドラマの脚本

夢や希望も在庫切らした

サイコキラーがノイズを奏でる

役者、監督は絶望と踊れ

7弦ギター撒き散らす音色

迷路を彷徨う毛細血管

遺体痛いと泣き叫ぶ場所

不幸(ハードラック)とダンスるパンクス(※5)

日本発射 スコープのアングル

楽譜も読めない俺を笑うなら

学習机の奴らを笑え

 

 サビはNAKAが担当した。デスボイスのようなシャウトがカッコいい。

 「在庫切ら」した / 「サイコキラー」の韻を聴いた時は今まで考えつかないような踏み方で驚いたのを覚えている。

 NAKAのリリックは社会のことを歌ってると見せかけて、ただの思い付きであると見せかけて、漫画の話をしたりと見せかけてやはり社会のことを歌っていると言うように、発想がこんがらがって解けなくなった思考の塊をそのままRapしているのだろう。

 それが聴いている者にとっては次を予測できず飽きさせない要因になっているのだと思う。

 

(※1)オルタナロックのBeckの出世曲「Louser」からの引用

(※2)アニメ「カウボーイ・ビバップ」の次回予告からの引用(何話かは忘れた)

(※3)「ターミネーター2」でシュワルツネッガーとT-1000が初めて対峙した時の銃撃戦のワンシーンから引用

(※4)「チェーンソーマン」の「無限の悪魔」から引用。

(※5)「特攻の拓」からの引用

 

7.OLD BOYS feat.Nanbang Death Beach

【Fizz】

疼く古傷 覚悟しなrookies

キャラだけ売るkids fuck lookism 

覗き込んだ深淵に灯る4つの種火

鼓膜つんざく獣の雄叫び

リングサイド喚く評論家気取りが

少しばかり無駄口と靴底を減らしな

誰1人興味ないぜ君達のイキリに

村社会 共同体 まとめてkillin’it

お涙頂戴で俺に触れるな

煙たがらてれるヤニのfragrance

命繋ぐ為の貰いタバコ

遠慮無し 有難くいただこう

満たされたら誰も黙る

まるでマネークリップ

磨き続けケアをするぜ災いを招くリップ

会話不能 body on the beach

用意しとけ 頭痛薬通訳

 

【hook】

東南西北 4MC'S マザファカ

beachは生と死の狭間だ

穢れた肺で囲む雀卓

you are looser 

煤けた背中で語れ(※1)

 

【テールー】

いくつになっても変わらねえ

COMPANY FLOW聴いてたあの頃と

いくつになってもやめれねえ

マクドナルド食べるとあの頃と

いつまで経っても変わらねえ

Camp LoのSunny Cheebaのように

いつまで経ってもやめれねえ

ハイハイSmoke cheeba cheeba, smoke cheeba cheeba cheeba

2002年は右脳の 

渋谷のセンター街のアダムスリー

白いビンで右往左往になり 

戻れなくなったヤツいたり

今じゃ普通の人より普通かな(笑)

だけどイカれた人生だな

イっちゃったヤツらをレペゼンさ

葬送のテールーからプレゼントさ

 

【18WAKAME +15】

スラムをむさぼるような老人達

都会をむさぼるような老人達

舌巻いてパーマ巻いて

クダ巻いて紙巻いて

しょっぱい自慢話と武勇伝

何回聞かされたか!

今のお前!鏡見てんのか?

後ろばっか見てると

ほらほら上から

反逆のツバが

タレナガシDeath

古い若者 昭和 体罰 

トゥナイト、ギルガメッシュ

興味もないファッション誌と

エロ本をサンドイッチ

本屋で買った昭和ロマンだ

 

【NAKA THE WORLD】

批判や否定をガソリンに変えるぜ

特殊燃料着火ボンファイア

人生のどん底?お前が言うな

掘りが浅過ぎるぜ俺を見やがれ

勝手に触んな俺のスーツケースに

少しでも触れたら皮膚科に行きな

鼻血拭くためのポケットティッシュ(※2)

裏返しのソックスで静かに逝きな(※3)

錆びたタンテ 針で肌をなぞる

ドグラ・マグラばりに精神は崩壊

無意識なクランケ 無謀なプランで

密会の酒場 アイスとブランデー

鉄火場の博打 賽の目半か丁

この場は仕切った鬼平犯科帳 

八足の草鞋 踊る女風呂

黒い皿の穴 覗くプロ(※4)

 

 ヘンテコなBeatに合うラッパーは誰だろうと思案したところ、NAN BANGの2人を思いついて声をかけた。快く引き受けてくれてとても有難い上に2人とも仕事が早い!!

 タイトルのOLD BOYSは土屋ガロン原作の漫画(韓国で映画化された)から引用。

 Fizz的には韓国映画で1番好きで初めて見たのは大学一年の頃。日本とハリウッドは負けたと衝撃を受けた。

 曲のテーマを共有する時は細かく指示を出さないのがFuzz流。これはタイトルだけ伝えて各々自由に書いてもらった。

 打ち合わせていないのにNANBANGの2人は過去にテーマを合わせて書いてきたのでやはりコンビだなと思った。

 テールーのクールネスなラップに、WAKAMEの呪詛のようなラップがどちらもBeatにハマっていてカッコいい。2人を招いて大正解だった。

 

(※1)能條純一の麻雀漫画「哭きの竜」のセリフの引用

(※2)ジョジョ第4部の吉良吉影が広瀬康一とバトルした時の1シーンから引用

(※3)ジョジョ第4部の吉良吉影が広瀬康一とバトルした時の1シーンから引用

(※4)カットケミストとDJ Shadowのジャケ写の引用

 

8.in the cross fire

【Fizz】

蹴散らすspeaker(※1)

こいつは単なる挨拶程度

手放すspin curve

内角攻めてる愛あるhate

媚びる気なんて今更

無いのさ むしろハナっから

後先考えまっさら

底なし沼にハマったな

abnormal abstractな

俺らの御託が商売道具

悪送球love song奏でな

アル中スカルのall night long

荒くれ難儀な自営業 

笑顔で向かうさ死刑場

どうでもいいbeef the end

スキルで繋ぐsyndicate

 

【NAKA THE WORLD 】

映画の様な派手なワンシーン

機密のDISKを輸送中

めんどいトラブル重量級

あの時付けられたGPS

逃げても奴等に追い付かれる

教えてくれよベートーヴェン

三流役者のシーソーゲーム

wack mcの伝統芸

OH! MY GOD! ポエムのパーティー

土足で失礼 dirtythirty

でけえステーキも平らげる

D.M.C.特殊部隊だぜ

パーセンテージが濃くないか

あったりめぇよ!国内版

トマトソースをぶち撒けてぇなら

あの娘のドレスを派手にしろ!

 

【hook】

抵抗虚しく takeoff 俺らしく

喧騒のアンサンブル 戦争面白おかしく

談判破裂だ 弾丸の苛烈さ (※2)

最後の晩餐さ Insaneに歌いな

ei yo let's go…

ei yo let's ...Mather fuckin'

 

【NAKA THE WORLD 】

惑わされるなソーシャルメディア

何が映ってる?てめえの目には

半径20 killing area (※3)

2匹の悪魔が仕掛けるゲリラ

チキン詩人びびんじゃねえぞ

美人なゾンビもliving dead

爆弾仕掛けのjuke box

コイン1枚であの世逝き

 

【Fizz】

等身大 寄り添う言葉

それは語彙力誤魔化す修辞法

悪魔が佇む十字路 (※4)

曲がり角には俺らだ注意しろ

マスからコアが射程距離

分類不能カテゴリー

不可思議気取ってペリキュールやりたい(※5)

奴らのポエム家庭ゴミ

 

【NAKA THE WORLD 】

コーチジャケットとバンテージ

キャメル12とパンケーキ

頸動脈まで3㎝

俺ら死ぬまで未完成品

他人の褌使って商売

ひっくり返すぜアコギな業界

糞な流行 口塞ぐ銃口

お友達?えっ?お断り(※6)

 

【Fizz】

心臓に刺す為の注射針

慎重に扱えよ 中和剤

神様いっつも休暇だし

愛は生憎 入荷待ち

忠告しとくぜnewcomerに

俺らとばったり運が無い

みんなで手拍子 文化祭

ここは心を撃ち合う銃社会

 

 「in the cross fire」とは「十時砲火」の意味。道を一本挟んで銃撃戦をする様。転じて厄介ごとに巻き込まれると言うスラングらしい。まさにデッドマンズのライブや音源を体験した人の心情だなと思いこのタイトルにした。

 示し合わせた訳ではないがお互いポエムラッパーをDisった歌詞を書いている。

 不可思議のペリキュールの2番煎じのような「エモいビート」に「エモい歌詞」を真似したような楽曲が溢れていてムカついていたのでそう言うラッパーをとことんDisりたかった。

 NAKAは昔から流行したシングルを全国のラッパーがRemixする風潮が気に入らないようでこのような歌詞になったようだ。

 どちらも共通して言えるのは「オリジナル」だ「個性」だと歌いつつも大体のラッパーは右向け右の長いものに巻かれてるやつら多いよねって話。

 NAKAの「頸動脈まで3センチ」がカッコいい。主語を明確にしないことにより、俺らと相手どちらの頸動脈に迫っているのかが曖昧でとても映画的な光景を脳内に映している。

 「キャメルの12とパンケーキ」も対極にありそうな言葉をさらっと同じbarに押し込めるワードセンスが俺には逆立ちしても出てこないと毎回思う。

 

 

(※1)ミッシェルガンエレファントの楽曲「スピーカー」からの引用

(※2)押井守監督「イノセンス」のバトーのセリフから引用

(※3)おそらくジョジョ第3部の花京院典明の技「半径20kmエメラルドスプラッシュ」の引用

(※4)ブルースの伝説的なギタリスト「ロバート・ジョンソン」の逸話「クロスロードの悪魔」から引用。ギターが下手だったロバートは十字路の悪魔と取引してギターが上手くなり伝説できなブルースマンになった。

(※5)故・不可思議/wonder boyの名曲「pellicule 」の事。

(※6)千葉雄喜(KOHH)のシングル「チーム友達」からの引用。

 

9.Taxi driver

【Fizz】

You talking to me? (※1)また重ねる

殺しのskillならば習得済み

迂闊に開くな 宛名の無い

言ってるそばから新人君がまた忠告無視

言葉を選んで喋りな 

足元に撃つ鉛玉 bullet ballerina(※2)

死者の国から来たぜ 暴れにな

もてなしなよ 冷えた牡蠣とシャブリだ(※3)

赤い雨が土砂降りさ 

こんな時に限って

全然捕まらねぇんだよタクシーが

後部座席じゃ 頭を隠しな

チップは先払い行き先ホテルSABRINA(※4)

OKじゃ商談成立の握手と

見せかけsleeveから出る25口径

気まぐれに助けちまった白痴の売女

後は任せたぜ taxi driver 

 

【 hook 】

Rest in Peace タクシードライバー

月・水・金 ゴミクズを燃やしな

Let’s get it on  さぁ始めようぜ

hey taxi 前の車追ってくれ

 

【 NAKA THE WORLD 】

二丁拳銃袖に隠し存在の証明

求め不眠症患ったTaxi driver

世間に対する不条理な苛立ちを

口臭ぇ大統領 喉奥 イラマチオ

医者や弁護士じゃねぇ シャツの襟は

黄ばむ

狂人と化したトラヴィスの不敵な笑み

Taxiの窓から眺める愛しのBetty

ポルノ映画ばりにハーコーでheavy

オレンジの街灯 彷徨った肉体

NY 片隅 クズが歌ってる

性とヤク どっぷり溺れて浸かった

14の生徒役

止まない クズいゴロツキの

思考や哲学 人権と発言

平等に自由 宗教やファッション

政治経済混沌とした暗闇に鳴らせクラ

クション

汗臭ぇタンクトップ 染み込んだパンクロック

 

 映画タクシードライバーの話になり、このテーマで書いたんだと思う。

 HookはNAKAが担当。「rest in pease」と「月水金」で韻を踏む発想が俺には無い。

 また「汗臭ぇタンクトップ」「染み込んだパンクロック」のラインはこいつ天才だなと感心した。

 彼曰く、働きながら音楽をやってる人のシャツは汗臭いが、その染み込んだ汗からはパンクロックが聴こえるみたいなことを言ってた。

 松尾芭蕉の「岩に染み入る蝉の声」みたいだなと思った。

 やはりこいつは天才だ。

 ちなみに以前出したEP verと今回のアルバム verではNAKAの歌詞がほとんど違うので聴き比べても面白いだろう。

 

(※1)タクシードライバーの有名なセリフ。男が半裸で鏡の前に立ったら必ずこのセリフを言うものさ。

(※2)昔、江角マキコ主演で「バレット・バレエ」と言う映画があった。中学生の時に観たがつまらなくて内容は忘れた。

(※3)海原雄山

(※4)ミッシエルガンエレガントのアルバム「SABRINA HAVEN」からの引用

 

10.Phankey Brain

【 NAKA THE WORLD 】

アル中で動けないサンタの代わりに

今年は俺からBIGなプレゼント

ガキからすれば最悪のシナリオ

悪いが今年は諦めな

NASAに潜入 特集技能班

標準scope UMAに発射

宇宙食を食べる 無重力の味

100年後のケネディに会おう

 

【 Fizz 】

どんなに殴られたって立派な紳士(※1)

elegantにkill-in 俺らの指針

空になった薬莢と弾倉

今宵もblood bath(※2) に変える

冷め切ったダンスホール

迂闊に掴むな 俺らの胸ぐら

開きっぱの口 捩じ込むtumbler

聴き慣れたslangだ 生ぬるいアングラ

呼吸忘れさせるRhyme ストラングラー

 

【 hook 】

 動かしにきた

thee dead man’s curve 完璧なアリバイ

工作 謀略 slow dance blowback

bad music happy birthday 

 

【 NAKA THE WORLD 】

下駄箱の中の鶏肉をソテー(※3)

ティンバーのブーツにシチューを注げ(※4)

愛を奏でるわけでも無いのに狂った理由は月の裏側

あの子が作った手製のタルト

宇宙を洗脳する まるでカルト

火星にばら撒くdustdoubt

サンタの首吊り クリスマスツリー

 

【 Fizz 】

デカい口叩くだけのおしゃべり野郎

俺らの銃口と口数競ってみるか?

穴空きチーズ銃槍

Punkとアーナキズムの二重奏

毒にも薬にもならないくせして

個性ほざく奴上がる深い指数

猛毒もつ俺らお見舞いするぜ

君らにとってのskill crisis

 

 これもNAKAの天才性に気づいた一曲。

 「宇宙食を食べる無重力の味というこの一文。

 普通の文法なら「無重力」で食べる「宇宙食」の味なのだが、あいつはそれを逆にしてリリックを書いてきた。たったそれだけのことで非常にリリカルな文章になったのだ。

 宇宙食の味は調べれば出てくるし、想像も付く。

 しかし無重力の味は誰も想像できないし、想像してもその味は人それぞれだろう。

 「宇宙食」と「無重力」を入れ替えただけで芸術性の宇宙にビックバンを起こしたのだ。俺はほとほと凡人だなと思った。

 

(※1)空耳アワーからの引用

(※2)漫画「ブラックラグーン」のレベッカ姉さんのセリフから引用

(※3)「チェーンソーマン」のワンシーンから引用

(※4)確かジョジョの8部に当たる「スティールボールラン」からの引用

 

11.Pink moon

【NAKA THE WORLD】

精子と卵子 交わるDisneyland

ひび割れた 世界廻すメリーゴーラウンド

針は6時 流れるボブディラン 

不味いcoffee ラジオとレスラン 

君のセンスねえ吹き替えはよしてくれ

字幕無しの映画観る日曜の俺は

品の無え女優とピンキーな気分

ヒッチハイクで向かったメイドインヘブン(※1)

サイケデリックな左利きのギター 

危ないSEX 求める机上のchess  

Wuのパーカーも真っ赤に染める

嘘 (※2) アバズレのアスホール

兵隊が兵隊を殺す世の中

更に笑えねえ学者のジョーク

愛していましたアインシュタインの舌

曇りガラス映るミストのラスト

 

【hook】

覆らない判決 規定事項

情状酌量の余地無し 死刑執行

塩ビ焼けの円盤 分かち合おうぜ

盛られた毒 皿ごと喰らってチアノーゼ

 

【Fizz】

俺らのRhyme & Flow再現不能

さながらソクラテスが弁護するカイザーソゼ(※3)

即興の弁明 出まかせよく喋る

Rock the bell 口さがなく毒が出る

常識の銃口 異端審問

「悲しき願い」で弔ってくれニーナシモン

ハートに突き立てたマイク 残した指紋

yo 証言台から奏でるinner vision

聞く耳ない分 口数多い傍聴席

語る正義 大半が妄想癖

詭弁家殺し 俺の慈善事業

安寧 望む君にとっては危険思想

Watch your step 視野の狭いdancer

それは天国へ 続いていく階段さ

現状のシーンに異議ありだぜ裁判官

最後に残すぜ クソ喰らえがmy answer

 

 「ボブディラン」と「六時半」の韻はPhantomのBeat CypherでNAKAが披露してメンバー全員に大受けしてたパンチライン。

 これも示し合わせた訳ではないがFizzも「異端審問」と「ニーナシモン」でお互い古いシンガーの名前で韻を踏んでいる。

 「愛していました」「アインシュタインの舌」はライムと呼ぶのか空耳なのか判別不能だが印象に残るラインだ。

 Fizzのリリックはプラトンの「ソクラテスの弁明」を読み始めている頃だったので、その影響を如実に受けている。

 デッドマンズは真実のHIPHOPの為に毒を飲む覚悟だという所信表明な曲である。

 

(※1)多分ジョジョの第7部「ストーン・オーシャン」からの引用

(※2)空耳アワーからの引用

(※3)ユージュアルサスペクツ

 

12.dead end

【NAKA THE WORLD】

死を見つめて歩けば

サルバドール・ダリの言葉が脳裏を焼き付ける

俺の人生を楽譜で表現

どんなピアニストにも演奏は困難を極める

最初の産声 死への始まり

消えゆくランプに苦しみは無ぇぜ

Taxi driverの続きの話さ

終戦の空見上げるフーテンの寅

スローアップ描くグラフティライター

背後から目掛けて三発の銃弾

ヤニ臭ぇ車中のデッドマンズ

ノーライセンスで向かったエントランス

グレイブエンカウター自己と遭遇

リング上のレフリーの10カウンター

兄弟 次はどこへ行こうか

お互い死後の世界でも語り合おう

 

【 hook 】

デッドマンズ 死人に口あり

埃っぽい地下こそサンクチュアリ

鏡の中のREDRUM(※1) 奴のツラは

俺たちによく似てるのさ

 

【 Fizz 】

もしも拳銃がこの手にあれば

五発は使って一発残すぜ

俺とあんたらどっちが異常か

最期は笑えよ 死化粧のjoker

どの道泣く時は独りだ

お前の神様に祈りな 狭い部屋で

罪を吐露するピテカントロプス

折れた奥歯 血の味のドロップス

2匹のピカロ ライミング ピカソ

調べたって無駄 背景無いぜ

音と言葉が唯一の身分証

過去の怒りがチラつく飛蚊症

ah この痛みこそが現実

それとも執着が生み出す幻肢痛

ペンすら持てない手足の痺れに

今さら気付いたか? yo Villainy

 

 今こうして見てみるとこの曲には引用という引用な無いかもしれない。

 NAKAの「消えゆくランプに苦しみはねぇぜ」が非常に文学的だなと感心した。

 「終戦の空」と「フーテンの寅」の飛距離がありすぎる韻の踏み方も凄いし、

何より前後の文章の文脈を全く無視してぶっ込んでくるところが凄まじい

(詩はあくまで主観的なものだからNAKAにとっては意味のある文章なのかもしれない)

 Fizzのラインで一つ自慢したいのは「身分証」と「飛蚊症」で韻を踏んだMCは

おそらく日本で俺が初めてかもしれない。

 

(※1)映画「シャイニング」からの引用。

 

⚪︎終わりに

 ここまで読んでくれた人はだいぶデッドマンズにやられているので手遅れにならない内に

「デッドマンズ後遺症緊急外来」に電話すべきである。

 17時頃に書き始めて現在22時頃。かなり時間がかかったが書いて良かった。

 そもそもデッドマンズのFuzz的コンセプトは【NAKA THE WORLDというラッパーのカッコ良さを世に広める】である。

 あいつのぶっ飛んだリリックセンスやワードプレイを文章としても伝えたかった。

 俺の想いの10分の1でも伝わってくれれば幸いである。

 次回作はデッドマンズの2枚目ではなくNAKAのソロアルバムを予定しているので楽しみにしてほしい。

 FizzというバランサーがverseからいなくなったNAKAが一体どのように暴れるのかプロデューサー的にも楽しみである。

 

 

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