近所の古本屋さんで懐かしい辞書を見つけました。
旺文社の英和中辞典 。僕が今日、曲がりなりにも英語
で食っていけるのは、100%この辞書のおかげです。
中学2年生の夏休み、英語の質問日に職員室に行き、
問題集でわからないところをたくさん質問しました。最後に
先生は「あのな、鈴木、これぐらいのことは全部辞書に
書いてあるんだぞ。ちゃんとした辞書を1冊買え」と言って、
この旺文社英和中辞典を薦めて下さいました。
早速本屋さんでこの辞書を買った僕は、ボロボロになる
まで引きまくり、自分で言うのも変ですが、めきめきと力を
付けていきました。
結局大学卒業ぐらいまでに使い潰し、同じものを買い直し
てさらにそれも使い潰しました。代ゼミ で教えるようになって
から、使う頻度は指数関数的に増えました。3冊目を買おうと
したのですが、その頃には絶版になっていました。
この辞書には、他の辞書に載っていない単語が載っています。
例えばトム・ハンクス主演の映画「Forest Gump 」のGumpです。
これは、ネイティブでも知らない人が多いのですが、「アホ」とか
「間抜け」という意味です。確かにガンプはちょっと間が抜けてま
したよね。
僕のニックネームの一つが「ガップ」なのですが、これもこの
辞書にはgup=ばかばかしい話、と書いてあります。これはネイ
ティブも知らないみたいで、guppy?「(熱帯魚の)グッピーか?」と
言われたことがあります。
今僕は、英和は大修館のGenius、英英はLongmanを使ってい
ます。生徒さんに訊かれると、決まってこの2冊を推薦します。
ちょうどあの14の夏休みのときの英語の先生みたいに。
ちなみに、この旺文社英和中辞典、古本屋さんで100円でした。


