2011.03.11(金)
マグニチュード9.0
今回の東北地方太平洋沖地震、本当に凄かった。
特に福島県、宮城県なんて酷いの一言では済ませられません。
本当に被災地の方々、大変だと思います。
一人でも多くの生存者がいることを、心から願います。
父親の実家は茨城県常陸大宮市なのですが、茨城県も地震の影響で大変なことになっています。
他県が凄すぎて、余りニュースでは取り上げられていませんが…。
あの時から水道、電気、ガスは停まったまま、近くのコンビニも崩れ営業できず。
親戚が食べ物もろくになく困っているし、心配だから…と、
父親が食料を持って様子を見に行くと言った。
正直まだ余震もきているのに、敢えて危険な地域に行くのは危ない…
散々『行くな!』と、とめたのですが…
勇敢な父は、
『やっぱり心配だから行く!』と。
流石、【正義】と言う名前がついているだけあるなと思いつつ…正義の遺伝子を持つエリコも、『行くしかないっしょ!』と、家族3人+アースを連れ、いざ茨城へ。
死ぬ時は皆一緒だっ!!
常磐道は閉鎖中。
首都高で行ける所まで行き、あとはiPhone片手にひたすら下道です。
auとiPhone2台持ちしてて、本当に良かった。
停電の為、途中の信号機は目をつむったままの状態。
街灯も消え、道は車のライトのみ。
ガソリンスタンドは売り切れ。
途中でガソリンを入れることすら出来ない。
iPhoneの充電がなくなりそうになったので、ホームセンターに寄った。
売り切れ。
コンビニも売り切れ。
8時間かかってやっと到着。
父親の実家は…家の中のガラスが割れ、家が半分崩れ、外の塀も崩壊、蔵も壊れかかっている状態でした。
テレビも見れないから、一万人以上の人が行方不明になっていることすら知る事も出来ない。
真っ暗の中にろうそくの炎が二つ、悲しく揺れている。
懐中電灯片手に食料を運び、一服して出ました。
おじいちゃんが眠るお墓も…ほぼ全滅。
墓石も倒れ、グチャグチャ。
ヒドイ…。
今回の地震の凄さを、目の当たりにする。
宮城県とか…これ以上でもっと悲惨なことになっている。
想像しただけで、ゾッとする。
あの瞬間からご飯もろくに食べれずにいる人、沢山いると思う。
東京も被害受けたけど、他に比べたら全然大したことないと思った。
■昨日もご飯食べれた。
■テレビでニュースを見れた。
■友達と電話&メールが出来た。
■笑えた。
■お風呂も入れた。
■暖かい部屋で眠れた。
これが当たり前かもしれないけど、この当たり前が出来ずに、不安を抱えながら眠れない人が沢山いるって事を知った。
今回の地震で学んだ事、沢山あります。
東京もいつ大地震が起こるか、わからない。
防災グッツ、日頃からちゃんと準備しておこうと思った。
そして、被災地の人達に何かしてあげること出来ないかな…。
寄附する程の貯金もないしな…。
少しの節電や、コンビニの募金箱に小銭を入れることくらいしか出来ない自分が悲しくなる。
色々考えながら、先程、無事に家にたどり着けました。
これから計画停電もありますし、引き続き皆さんもお気を付けて下さい。