本日はことばの日、らしいです。
調べてみたら、令和元年に認められたとか。
英語塾とは言いますが、
学問の基礎は何よりも国語であると考えております
そこで、たまには国語・日本語の素晴らしさでも書いてみようかなと思います。
1.オノマトペがめちゃくちゃたくさんある。
英語は、オノマトペ、乏しいですね。
中国語も、日本語ほどはないと思う。
これって、やはり歴史的なものかもしれないし、
漫画の貢献度が大きい気もするけど、
やはり、英語とは比べ物にならない日本語の歴史の長さかな。
オノマトペは世界に広げたい、って思う。
日本語オノマトペ普及委員会作りたいくらい
2.表意文字と表音文字のコンビネーション
日本語:去年私は東京で1年過ごしました。
中国語:去年我在東京過了一年。
ひらがな:きょねんわたしはとうきょうで1ねんすごしました。
表意文字である漢字と、表音文字であるひらがなの融合は、
めちゃくちゃ読みやすいと思います。
ときどき英語が読みにくいのは、漢字がないから、って思ってしまいます。
3.専門用語のわかりやすさ
pithecanthropus :猿人
pithecanthropus という単語をしっているアメリカ人はそうそういないみたいです。
しかし、猿人なら、一般的な日本人でも、なんとなくそのニュアンスが分かってしまいます。
表意文字ならではのメリットだと思います。
学問を志すうえで、このメリットは計り知れない気がします。
4.数字が数えやすい
10 じゅう
11 じゅういち
12 じゅうに
13 じゅうさん
157 ひゃくごじゅうしち
10 ten
11 eleven
12 twelve
13 thirteen
157 one hundred fifty seven
英語は不規則なうえ、長いので、
これって算数・数学で不利みたいです。
ちなみに、中国語は数字を扱ううえでは、非常に便利みたいです。
5.日本人のこころを作る!
上記の中でいちばん大切じゃないかと思いますが、
日本語があってこそ、日本人の精神ができており、
社会、文化、共同体意識、そういったものができていると思います。
日本語は、たんなるツールではなくて、
私たちのアイデンティティそのものなのです。
そして、そのアイデンティティを後世に残す責務があると感じます。
英語の勉強も大切ですが、
忘れてはならないのは、日本語の方がずっとずっと大切です。
英語塾DJは、子どもたちに英語ばかりガリガリやらせるようなことはしません。
むしろ、英語学習には一定の歯止めをかけ、
受験で最大の効果を出せる英語教育を考えています。
大切なのは、なによりも国語力、
そして数学の論理を問う力、だと思います。
あと、英語に関しては、技術以上に、コミュ力かな?
へたっぴでもいいから、相手に興味を持って話す気持ちが大切です。
英語ができて褒められるのは、日本国内だけ。
国境を越えた瞬間、英語で何ができるのか、
そこだけしか、みんな興味を持ってくれませんから、
わすれないでね。