違憲じゃないと思われ…

 

 

「ゲーム条例は憲法違反で人権侵害」高校生と母親が香川県を提訴へ

 

4月、全国で初めて施行された香川県のネット・ゲーム依存症対策条例をめぐり新たな動きです。高松市の高校生と母親が「条例は憲法違反であり、基本的人権を侵害された」として県を相手取って国家賠償請求訴訟を起こす準備をしていることが分かりました。 

 

 

 

 

以上。引用終わり。 

http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/17324

 

 

 

たしかに、余計なお世話という感じがする条例だが、

 

憲法違反にはあたらないんじゃないかと、そんな気がする。

 

 

憲法94条との兼ね合いは、問題ないと思う。

 

国が同様の法制定を今後行う予定がないというのが、94条違反となるのだろうか?

 

国が別主旨の法制定を行うと言っているのなら、94条に抵触する気がするが。

 

 

条例には罰則規定があるものでもないし。

 

「我が家では1日中ゲームします」、という家庭があっても、条例上とくに問題はない。

 

努力目標を達成できないことなんて、普通にあるわけだし。

 

努力できなかったんだから、仕方ないでしょ、不問ですよそんなもん。

 

 

 

これをもって人権が侵害されたと騒ぐのはどうかなぁ、と。

 

特に、13条、14条を根拠にするのは、無理筋じゃないかと。

 

 

 

あと、1日2時間を超えてゲームをすると学力に影響あるって、

 

『学力の経済学』という本には書いてあった。

 

1時間なら、ほとんど問題ないとも。

 

これって、科学的根拠あるんじゃないかなぁ。

 

司法は科学的根拠というのは、どの程度重く見るのかな?

 

 

 

 

ともあれ、

 

近くにいる大人が止めてあげればいいのに、って思った。

 

もっとも、子どもが裁判やるのを止めないくらいだから、

 

ゲームなんか絶対に止めないんじゃないかね。

 

だとしたら人権侵害されたのか、本当に?

 

 

 

 

もしこれ県が負けたら、

 

地域の実情にあった条例制定って、すごくやりにくくなるんじゃないかね?

 

なんにせよ、裁判所がどういう判断をするのか楽しみです。