「公務員獣医師不足」の本質議論されず 「実情を知って」と現場からは切実な訴え
学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、野党や一部メディアが「公務員獣医師の不足」という本質からかけ離れた議論を展開していることに、同学部を誘致してきた愛媛県では畜産関係者らがいらだちを募らせている。獣医師不足の解消を望む現場からは「実情を知ってほしい」との切実な声が上がっている。
「鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫が複数の農場で発生したら、現状での対応は厳しい」。愛媛県畜産課の担当者は深刻な表情で語る。
以上。引用終わり。
http://www.sankei.com/politics/news/170618/plt1706180029-n1.html
加戸前愛媛県知事も、次のように言っている。
平成22年に宮崎県で口蹄疫が発生した際には、愛媛県の港に検疫態勢を取り、入県する車と人は全部消毒し、四国への上陸を阻止した。全員が不眠不休でやったが、獣医師が足りないから(民間の)ペットの獣医師まで動員して助けてもらった。あのときほど獣医師がほしかったことはなかった。もう一回、口蹄疫が来たら、みんなぶっ倒れますね。
事柄の本質は愛媛でどれだけ獣医師がいなくて困っているかということだが、そんなことは知ったことではないということなのか?
以上、引用。
http://www.sankei.com/premium/news/170616/prm1706160009-n1.html
沖縄の基地問題なんかでは、地元住民の意見なんてのはじっくり聞くのに、加計問題では愛媛県民の意見をメディアはガン無視している気がする、特にテレビは。
そういう意味で、産経新聞はちゃんとこういう記事を載せてくれるので、いいですね。
昨日、今治市の人と話をしたら、こんなことを言っていました。
今治なんかはなんもないから、大学でもできて若い人が来てくれたら、街の活性化になる。
来年から学校はスタートするのに、いい営業妨害だよ、まったく。
愛媛県民の民意としては、大学設立で反対意見は目立っていない気がします。
もっとも、それなりの急造の市民団体はいるようですがw