今日は、2限から4限まで、授業を見させてもらいました。
 
2限は、高校1年生の英語の授業を、
 
3限は、中学1年生の英語の授業を見ました。
 
どちらの先生も良い授業でした。
 
 
高1の英語の先生は、マスクしていたせいか、若干聞き取りづらかったです。
 
授業の内容は良いと思うのですが、
 
表現の仕方を工夫したら、わかりやすい授業になると思います。
 
板書ももうちょっと効果的に使ったらよいかなと思いました。
 
 
 
 
中1の英語の先生は、前から言っているように、愛光で一番アタリの先生です。
 
この先生に当たったことの良さを、生徒はなかなか理解しづらいかもしれませんが、
 
文法のプリントなどは精読してきちんと理解すると、
 
相当な英語力になると思います。
 
 
この先生が中1を教えるというのは、
 
鳥をさばくのに牛刀を用いるようなもので、
 
適材適所の原則に反していると思いました。
 
この先生は、大学受験を意識した授業にさせてあげないと、
 
学生のためにも、学校のためにも、よくないんじゃないかと思うのですが、
 
市場原理の働かない学校というところでは、そうもいかないのでしょうか…。
 
 
 
 
4限は、中3の英語の授業を見に行きましたが、
 
ちょっと退屈だったため、開始10分で見るのをやめました。
 
総じて思うのは、予備校の先生と決定的に違うところなのでしょうが、
 
しゃべり方に抑揚があまりなく、しかも声も小さく、
 
あれは眠くなるんじゃないかと、思います。
 
生徒が汚い字を書くのが先生にとってとても嫌なように、
 
先生もはっきり大きな声でしゃべらないのは、生徒にとってとても嫌なものだと思うのです。
 
 
 
そのあと、中3の社会・公民の授業を見たのですが、
 
自分が思うに、「社会」と「理科」を面白く教えさせられない先生はいらない、です。
 
その意味で、この先生に当たると悲劇(?)、と思いました。
 
 
憲法の人権を教えていたのですが、
 
もうちょっと熱意をもって、生徒たちに教えることはできないのだろうかと、思いました。
 
熱意があまり感じられませんでした。
 
 
憲法13条、14条、そして19条から23条あたりまでを教えていたのですが、
 
このあたりに興味を持っている先生が、その面白さを共有する姿勢で教えてあげないと、
 
生徒は、ただただノートに写すだけで、大切なところを何も理解できないんじゃないでしょうか…。
 
自分だったら、これだけの素材を与えられたら、
 
もうちょっと面白く楽しく、しかも真面目にやれるんじゃないかと、ちょっと思いました。
 
 
 
 
PS
うちの生徒が授業中に指名されて、ジェノサイド禁止条約の条文を読まされたのですが、
 
締約国 ← 読めなかった
 
措置 ← しゃくち、と読んだ!
 
で、先生に訂正されていましたが…(涙
 
次の授業で、叱ってやらなくっちゃwww
 
 
いつも言っているように、英語力よりも国語力なのです。
 
英単語なんか、後でいいので、先に日本語のボキャブラリをしっかり覚えていかないと、
 
英語教師としてというか、いち日本人として、すごくすごーく不安になります。