韓国はオバマ米大統領の広島訪問になぜ黙っていられないのか
27日に迫ったオバマ米大統領の広島訪問を韓国が非常に気にしている。特にメディアの関心は相変わらず強く、韓国にとっての“あるべきオバマ広島訪問”を勝手に描いている。日米に口を挟み続ける韓国メディア。現職の米大統領の広島初訪問を目前に、日米と広島を見つめる心中は、やはり穏やかではないようだ。
以上。引用終わり。
http://www.sankei.com/premium/news/160521/prm1605210012-n1.html
この記事に載っている、韓国メディアの主張の要旨の箇条書きが面白い。
・原爆投下を招いた原因は侵略戦争を起こした日本にある。日本は原爆の被害者である以前に加害者だ。
・安倍政権は、オバマ広島訪問を戦争責任の希薄化に利用しようとしている。
・「戦犯国」である日本に広島を前面に出すことで“被害者面”をさせてはいけない。
・安倍晋三首相は、米国の現職大統領の広島訪問を初めて実現させたという業績を残す。日本は日本外交の勝利と考えている。
・オバマ大統領は広島で日本の戦争責任を指摘し、悲劇の原因を作った加害者と、真の被害者(韓国や中国)を明らかにすべきだ。
・オバマ大統領は韓国人の原爆犠牲者を慰霊すべきだ。
・日本は過去の過ちを心から反省し謝罪していない。このため、戦後の完全な清算は難しいということを日米両首脳は理解しなければならない。
・日本から被害を受けた国(韓国など)が納得できる内容にしてこそ、広島訪問の成果が現れる。
あまりにズレた見解にびっくりする。
非常にあさましい見解だ。
完全に第三者で外野である韓国が、
なぜこうも見事にズレた見解をして、騒々しいのだろうか。
安倍総理が、オバマ訪日を外交的勝利と考える?
そんな発想は、絶対にないでしょう。
オバマの広島訪問は、被害国とか加害国とか、そういう政治的立場を超えた、
純粋な慰霊であると、日本人なら思うはず。
被害者とか加害者とかにこだわる病的な姿勢は、
日本にはない。
「オバマ大統領は韓国人の原爆犠牲者を慰霊すべきだ」と言っているみたいだが、
なぜ、国籍に応じた慰霊などと考えるのだろうか。
どういう宗教観だろうか。
やはり、とても価値観を共有できるとは思えない社会だ。
「おしん」がヒットしたイランの方が、
全く宗教の違う国だが、まだ価値観を共有できるのではないか。