今年一番ムナクソ悪いニュース。





<米艦南沙航行>中国「国際法と中国関連法に違反」強調 


【北京・石原聖、ワシントン和田浩明】米海軍のイージス駆逐艦が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が埋め立てた人工島から12カイリ(約22キロ)の海域内を航行したことについて、中国外務省の陸慷(りくこう)報道局長は28日の定例会見で、「国連海洋法条約などの国際法と中国の関連する法律に違反した」と改めて批判した。米国は作戦の「中立性」を強調しているが、中国は主張を受け入れない構えを鮮明にしている。



以上。引用終わり。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000000-mai-int





▼厚かましさに程がないのが中国







昨日、このニュースについて報ステのコメンテーターがコメントしていたのだが、そのズレたコメントに驚いた。


というのも、アメリカは大統領選をにらんで航行の自由作戦を行った、とのことだ。




テレ朝も朝日新聞も、中国の悪事について、ほっかむりを決め込むつもりのようだ。


アメリカの悪口はボロカスに言うが、中国の悪口は言わないつもりらしい。




一応、中国に対してマジレスしてみる。



まず、中国関連法というのは、中国の国内法のことだろうが、そんなものは従う必要は全くないわけである。


次に国際法に違反しているとのことだが、何が違反しているのか、具体的に説明してほしい。



中国の一方的行為は、国際法上全く対抗力を持たない。


百万が一、当該海域が中国の領海だとしても、アメリカの軍艦の通航は、無害通航の範囲内だろう。



国際法上違法というが、それなら海洋法裁判所に堂々と付託すればよい。


中国の一方的行為が、国際社会から賛同を得られるわけがない。





わが国は海洋国家である。


海洋国家にとって、公海自由の原則は非常に重要な原則である。


わが国のみならず、公海自由の原則は人類が享受する原則であるのだ。



その原則に挑んでいるのが中国である。



わが国の国益に反する行為である以上、断固として反対しなくてはならない。


今回のアメリカの作戦は、反対する理由が全く見つからない。