会見では今年12月の任期満了での政治家引退を重ねて表明。自ら政治家として民意をくみ取れなかったと述べ、自らの存在や、政治家のあり方について、こう表現した。


 「僕みたいな政治家が長くやる世の中は危険。ハンドルを握ってはいけない。ワンポイントリリーフ。権力なんて使い捨てでいいし、敵をつくる政治家が世の中にずっといるのは害だ。それが健全な民主主義というものです」



以上、引用。




昨日、NHKで会見を見ていたが、この表現の意味は私にはよくわからない。


私は、政治家にモラリストを期待していない。


私が嫌いなのは無能な政治家である。


少々悪いことをしようとも、私が望むのは、結果を出せる有能な政治家である。


今の日本は、有能な政治家のリーダーシップを必要としている。



だから、会見で私は漠然とした寂しさを感じた。




なんだか、アニメ『コードギアス』の最終回と似ている。


散々敵を作って、ふっといなくなる。


引き際としては、見事だと思う。