朴槿恵大統領、日韓関係「加害者と被害者。千年の歴史が流れても変わらない」
【ソウル=加藤達也】
韓国の朴槿恵大統領は、朝鮮半島の日本統治に抵抗して1919年に起きた「三・一独立運動」から94年にあたる1日、ソウルで開かれた式典で演説し、日本について「われわれの同伴者として21世紀の東アジアの時代をともに導いていくためには、歴史を正しく直視して責任を負う姿勢を持たなければならない」と述べた。島根県の竹島に関する問題や「慰安婦」など、具体的懸案には言及しなかった。
朴大統領は2月25日の就任式当日、麻生太郎副総理との会談で日本に歴史問題への対応を求めたが、演説で日韓関係への認識を示したのは初めて。
朴氏は日韓関係を「加害者と被害者という歴史的立場」と表現。「(この立場は)千年の歴史が流れても変わることはない」と語った。その一方で、「両国の未来世代にまで過去の歴史の重荷を持ち越してはならず、現世代の歴史指導者の決断と勇気が必要だ」とも強調し、自らの政権下での懸案解決に意欲を見せた。
朴氏はまた、核実験を強行し緊張を高める北朝鮮について「北朝鮮は核開発をあきらめて挑発をやめてこそ、国際社会の責任ある一員になれる」と指摘し、核開発の放棄を北朝鮮に改めて促した。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130301/frn1303011215004-n1.htm
以上。引用終わり。
やはり、1000年経っても加害者と被害者の関係は変わらない、とか言われると、すごくショックを受ける。
言いたいことは、いくつかあるが、
まずは、残念ながら歴史を正しく直視、なんていうのは無理。他者の歴史観を強制しようなどという試みは、全くもって無意味。韓国人がいかに日本を恨もうが、それは自由だと思う。が、日本人がそれを筋違いだと思っているのも自由。私個人としては、日本の歴史の中で、日本人が国際社会でどう生きてきたかということに関して、プライドを持つことはあっても、恥ずかしく思う部分は特にない。それを、他者から強制されたら、たまったものじゃない。
次に、1965年日韓基本条約で過去の清算は全て終わっているわけで、その時点で被害者も加害者もないわけである。過去の歴史の重荷を持ち越すな、と言っているくせに、そのあたりに矛盾を感じないのだろうか。
日韓基本条約を結んだあととはいえ、いくら日本を恨んでもかまわない。が、それはあくまで個人感情として持てばよいこと。国家元首が公の場でこんなことを言っていいわけはない。国家元首が国際法を解さないというのは、日本を除く極東アジアが端的に無知であることをさらしていることとなるだけ。
だいたい、言いたいことは上の2点に集約される。
私は、たまたま日本に生まれてきただけだ。で、現在日本を必死に恨んでいる韓国人も、たまたま韓国に生まれてきただけだ。たまたま韓国に生まれた人から、なぜたまたま日本に生まれた人が、自分がやってもいないことで今後1000年以上にわたり恨まれなくてはいけないのだろうか?
塾生には、こういうことを言う。「プライドを持て」と。
成績を上げるためには、まずは自分にプライドを持つこと。プライドを持つから成績が上がり、成績が上がるからプライドを持てる、のだと思う。
自分にプライドがもてないヤツは、奴隷だと思う。いつも弱者の立場から、ルサンチマンを引きずって生きていくことになる。短い人生で、それはあまりにもつまらない。