話題になっている、5月8日登庁時市長囲み取材、についてです。




長い動画でしたが、全て見てみました。




感想を書きたいと思います。












まず、国歌を歌うことに関してのやり取り。





サイカ氏(MBS記者)


「じゃぁ教員、先生が(国歌を)歌わなければいけないのは、どういう理由かと言うことを子供達に分かる様にお伝えいただけますか。」




橋下市長


「国歌だからですよ。式典だからですよ。君が代歌うときに起立斉唱するのは当たり前じゃないですか。国歌斉唱って、式典で国歌斉唱って言ってるんですよ。じゃなんで卒業式や入学式に国歌斉唱って儀式があるんですか?まずそこ答えて下さい。それをまず言って下さい。」




(中略)




サイカ氏


「いえ、だからあの市長の今のご説明だとそれは当たり前のことですねというご説明だと思うんですが、子供達にもっと分かるようにご説明頂けないですか?」




橋下市長「それは、じ、各学校で、じゃ親に聞くべきじゃないですか。そんなのは常識です。じゃ入学式や卒業式で国歌斉唱しなくていいのかと、そういう風に考えられるかどうかと言うことですよ。それはもう普通の感覚。理屈じゃないんです。








このやりとをを聞いていて、自分は、「国歌の品格」という本で藤原正彦が言っていたことを思い出した。




つまり、大切なのは論理じゃない、ということ。




藤原正彦は、人殺しをしてはいけない理由を、大人が子どもに説明するパンフを作っているという新聞記事を読んで、大笑いしてしまったと言っていた。そして、そんなのに理由なんかあるわけなく、ダメなものはダメ、だと言っていた。






人殺しをしてはいけない理由、そんなものを必死で考える人がバカだとしたら、




なぜ国歌を歌わなくてはらないのか、そんなのを考える人は同じくらいバカだと思った。




やはり橋下市長の言うとおり、それはもう普通の感覚、理屈じゃないんです、と思うし、それで子どもも理解すると思う。




仮に理解できない人がいるとしても、大人になるころにはまともな人ならわかるし、それが社会の過半数を占める。さもなければ、自分はそんな社会から躊躇なく出ていく。











サイカ氏


「いや、そうじゃなくて、教、じゃ先生に無理やり歌わせてることについて子供達にどうご説明されるかということを・・」




橋下市長


公務員だから!当たり前です!公務員だからですよ。大阪氏の職員も採用の任命式の時に歌わせましたよ。公務員ですから。きちんと日本国家の為に働いてもらわないと困るんですから。憲法条例法令に基づいて国民とは違うんです。憲法条例法令に基づいてしっかりと職務を全うする。それが公務員なんです。」






(中略)






橋下市長


「僕のこの組織の感覚では、公務員なんだから国歌歌って当たり前じゃないですか。




サイカ氏


「じゃ歌えない方は退場すればいいと。」




橋下市長


「そうですよ。公務員やめればいいんです。そういう歌いたくないっていうんだったら公務員じゃない民間の企業に行ったらいいじゃないですか。MBSなんか行ったらいいですよ」




サイカ氏


「あの・・・えっへへへへ・・・ひゅっふぇへへへへ・・まぁあの、これで、あのこれくらいにしときますけれども。」




橋下市長


「なっ!これぐらいにしときますって何ですか、このあの失礼な言い方は。吉本の新喜劇でもねもうちょっと丁寧な対応しますよ。」




サイカ氏


「どうもありがとうございました。」







橋下市長は、極めて当たり前のことを言っているわけで、なぜこんなアホな質問に付き合わされるのか同情してしまいます。面倒くさいですね。






公務員が国歌を歌うのは、当たり前。しかも、それが命令で出ているのだから、従うのは当然。





イヤなら、公務員をやめたらいいだけの話。





というか、国歌を歌いたくないのなら、歌いたい国歌の国で、国籍を取得したら良い。そのくらいの自由は幸い認められている。












あと、




知らないことは素直に知らないと言っておけばいいのでは?




いわゆる進歩的な知識人とか、もう思想以前に人間性がキライ。思想じゃない。もう、人としてイヤ。




とくに、この記者みたいな人が。




自分の不勉強を指摘されたら、不勉強ですみません、と一言断わって質問すればいいし、それか出直せばよいのではないか。




それは、この前の朝日の記者も同じ。




「知ってましたよ」じゃねぇだろ、って思った。








さらに、一番最後。「今日はこれくらいにしておく」の一言。チンピラヤクザの捨て台詞そのまんま。




たしかに、ずいぶん失礼で無礼。あんまりにもひどい。





それにしても、この図太さは、すごいですね。そこだけは、感心しました。これは、自分にはマネできそうもないです。














ちなみに、例えば口元チェックは憲法に反するかどうか、将来、司法が判断を下すとしたら、どうなるだろうか、興味がある。




自分としては、口元チェックは問題ない、と思う。もちろん、公務員に国歌を強制するのも、思想良心に反しない。




ルールを守らせるための合理的な手段じゃないかと思われる。






たしかに、こんな口元チェックなんてのはないほうが良いだろう。こんなのがあるというのは問題だ。




しかし、さもなければ国歌を歌わないような公務員が出るからで、そっちのほうがよほど大問題だ。




思想良心に基づき国歌を歌わないのは、自由。ただ、公務員が国歌を歌わないのは問題だ。




仮に気に入らないとしても、ルールに従った上で、ルールを改正していくべき。