今年のセンター英語、大問2Aの問9に、こんな問題がありました。
"Which girl is Shiori?"
"The one ( ) had a chat with a moment ago."
1. I
2. myself
3. that
4. who
高校1年生にセンター英語を解かせたところ、最後まで解いてきた生徒たちのスコアは割合良くて、すでに160点近く取ってきた子もいました。
しかし、上の問題をミスった子は、というか、あてカンでできた子を除けば全員がこの問題をミスしまして、その辺自分の指導不足と共に、生徒たちがまだ構造を見る力がないということを実感しました。
この冬休みから3学期にかけて、私は腕によりをかけて、関係詞のテキストを作りました。
そこでは、最初から最後まで、構造一色、のテキストでした。
もちろん、面白くないテキストどころか、無茶苦茶面白いテキストで、上は政治家、学者、モラリストから、下は、映画、アニメ、歌などからいろいろな例文も引っ張り出しての授業だったのですが、
ずーっと構造構造...... と言い続けてきたのですが、
まだ足りないかな… ![]()
ここでは、4の who を入れた子が多く、
"The one who had a chat with a moment ago."
にしてしまったのですが、
これでは、with 誰? ってことになって、
ハイ、終了~ ![]()
また来年来てください、ってことになってしまいます。
普段、塾では、こんなことを言っています。
「英文をよく見ろ!」
「筆者の意思は絶対だ。」
(詳しくは、ブログ『のだめみたいなリーディング 』参照)
適当に読むんじゃなくて、どんな一個の単語さえ無視しない読み方をお願いします。
ここでは、with という単語一語に、気持ちを込めて読んでください。そうすれば、whoを放り込むことはしなくなります。
The one / who / had a chat /with / a moment ago."
その子 / その子が / チャットした / with...(誰と?) / ちょっと前
やっぱり、with が宙ぶらりんなんです。
with の直後に、 me でもあれば、即正解になるのですが。
なんにしても、塾生たちがごっそり間違えたこの問題、
教えたやつの責任なのです。
塾長たる私の責任重大ですので、なるべく早くこういうのができるように気を付けます。
語法の問題は、試験会場で知らなかったらそこまでですが、
文法の問題は、試験会場で考えればわかる問題です。
そういう試験会場で粘ればわかるような問題に関しては、どう考えるべきなのかをしっかり教えておかなくてはなりません。
文法に関しては、まだまだしっかり教えていかなくてはならないことを、再認識した問題でした。
注!
ちなみに、高2生で昨年からいる生徒たちは180点以上のスコアをとっていますので、彼ら対象にセンターの問題がどうだったかは、確認しておりません。あくまで、高1生対象です。
高2生はどうだったんだろうか、やはり不安なので、一人ひとり確かめたいと思いました。多分大丈夫だとは思うのですが、念のため。