今日は日曜日でしたが、授業をやり、そのあとで素数のビデオ鑑賞をしました。
1月25日にブログで紹介した、例のビデオ(Youtube動画)です。
http://ameblo.jp/dizzyjivelog/entry-11146071136.html
新中学生対象でしたが、その数学力はすでに大人顔負けのため、「間違いなく退屈せずに見てくれる」という確信はあったのですが、もしかしたら難しいかもしれない、と若干の不安もありつつ、とにかく鑑賞会をしました。
お迎えを待たせての終了だったので、鑑賞してみてどういう感想をもったか、そこまで聞けなかったのですが、それでも本人の様子を見て、やってよかった、と自分は思っています。
さて、2つだけ、ヒラノの方からコトバを贈りたいと思います。
1.「なぜだろう」という問いかけが大切!
素数の並びがバラバラだったけど、「そこに法則があるんじゃないか?」と考え、オイラーもガウスもその素数を手計算で何百万ケタまで求めて、探した。
それが、リーマンの発見、予想につながり、それ以降、数々の数学者による証明の挑戦→挫折→挑戦→挫折→挑戦→挫折→発見→発見→ ...
今や、当初の問いかけが、数学という分野を抜け出し、学際を超えて物理学の領域へと突入し、「万物の論理」の探求に至っているわけです。
全ては、「素数、なぜ?」という純粋な好奇心から始まった訳ですね。この問いかけに素直に答えて、決して自分を騙さない継続的な姿勢、そんな努力が素晴らしいですね。
2.数学者と研究機関を覚えておこう!
多くの学者や、大学、研究機関が、実は出てきています。全て、有名なところですね。
ここで自分は将来学ぶ、いつ学んでも良い、それほどの意識を持って欲しいです。
やはり英語は必要でしょうし、数学も必要でしょうし、今のうちからプライドを持って学んで欲しいです。
プライドを持たずに卑屈な発想で学んでいたら、例えば、学年で20番くらいでいいや、とか、そういう発想で学んでいたら、そういう結果にしてしまいます。武士は食わねど高楊枝、と言いますが、気持ちや心構えが、まず大切です。
トップになるというプライドを持って、将来は最高の研究機関で、最高の指導教官の下で、学ぶつもりでいて欲しいです。
以上です。
数学者のキャリアは20代で作るものでしょうし、また才能はどんどん伸びますし、限界はありません。
今後も、世にある多くの難問に遊び心をもって挑んでほしいと思います。
PS
鑑賞会の最中、思考が飛んで、映画『Goodwill Hunting』を思い出しました。
また、紹介しようかな、と思います。
いずれにしても、また鑑賞会、やりましょう。
今日休んじゃった子も、鑑賞会、いつでもやりますから大丈夫!