露外相、北方領土で「現実」認めるよう強硬態度

読売新聞 1月27日(金)10時53分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000355-yom-int

 【モスクワ=寺口亮一】ロシアのラブロフ外相は26日、28日からの訪日を前に一部日本メディアの書面インタビューに応じ、エネルギー分野などでの日本との関係強化を訴える一方、懸案の北方領土問題については「(4島は)第2次大戦の結果、法的根拠に基づきロシア領となった」との「現実」を認めるよう日本に要求する強硬な態度を示した。

 露外務省が26日、サイトに内容を掲載した。

 4島での共同経済活動については、「ロシアの法があらゆる可能性を与える」として、「日本の法的立場を害さない」との前提で経済協力を求める日本の主張を否定した。

最終更新:1月27日(金)10時53分




以上。




一体、どういう法的根拠に基づいて、4島はロシア領になったというのでしょうか?



第二次対戦中、日本はソ連とは戦争をしていません。それどころか同盟を結んでいました。



その同盟を一方的に破棄して、日本に攻め込んできました。それが、1945年8月9日。そして、ポツダム宣言受諾、ミズーリ号上で降伏文書を日本が調印した9月2日以降も、一方的に日本に攻め込み、北方4島を奪っています。



8月15日は終戦記念日とされますが、全然終戦ではありません。そのあとにもどれだけ日本人がソ連兵に殺されたか。あまりにもひどい内容ばかりで、ここには書きませんが、怒りがこみ上げてきます。



しかも、日本兵70万人をごっそりシベリアに強制連行し、死ぬまで働かせた。


言葉を選びたいですが、しかし、極悪非道国家、というのがソ連という共産国家の本質です。





さて、「(4島は)第2次大戦の結果、法的根拠に基づきロシア領となった」との「現実」を認めるよう日本に要求する強硬な態度を示した。

などと書かれていますが、冗談じゃありません。



こんなことをヌケヌケと言われるのは、日本が弱いから、に他なりません。



また続きを書いていこうと思いますが、私は常常、平和ボケの代償は非常に高くつくと思っています。それも、私たちが死んだ後で、私たちの子ども・孫の世代にそのツケがまわってくると思っています。残念ですが、現状ではそれを避けられないと思います。



日本人は、あまりにもナイーブで、国際社会という弱肉強食のジャングルからいずれ自然淘汰される気がしています。