石原東京都知事が、震災を「天罰」と言い、物議を醸しました。




ひどい表現だとは思いますが、昨日、私も少し、そんなことを思ってしまいました。




というか、いずれ自分に天罰がくるのではないか、と感じたのです。





現在私は、副業をかねて、深夜3時間だけ、コンビニのスタッフをしています。収入の足しにするのもそうですが、塾以外で社会とかかわりを持つことも良いことだと思い、やっています。




ところが、そのコンビニで…、




おにぎりなら30個くらい、御弁当なら10個くらい、パンも、スウィーツも、期限が切れる2時間前、または数日前の食材を、ポイポイとゴミ箱に捨てていくわけです。




仕事ですからやるわけですが、当然「まだ普通に食べられるもの」ばかりであり、被災地の人が、または、世界で食べ物に困っている人たちがこれを見たら、いかに思うだろうかと考えると、とてもやりきれなくなります…。




どれだけの食材を捨てているか、一度カメラで撮って、よほどブログで発表してやりたい気持ちでいます…、




決して不可能なことでもないですし。






とにかく、私が思うのは、





いつの日か、このシーンを死ぬほどうらやむ日が来てしまうのではないか、と感じたりするのです。




さいとうたかをの『サバイバル』という作品には、大災害にあって、一人孤独に生きていく主人公が、こんなことを言います。




「今まで好き勝手して生きていた人類を代表して、自分にバチが当たったのではないか」、と。




なんか、このシーンが、自分の脳裏に思い浮かび、すごく怖い気がしています。




いやいやとはいえ、加担している自分は、バチが当たるのかもしれない、と。







さて、復興、とは言いますが、今までと同じ日本を復興するのではなく、災害にもっと強い日本、もっと多くの国民を守れる日本を、ハードの面だけでなく、ソフトの面から復興してほしいと思っています。




私が思うのは、食糧自給率を100%以上に上げて、海外の事情に左右されないよう、水と食糧を自国で確保すべきこと。




国内のみならず、国外の災害でも、日本はもろに影響を受けます。その影響を最小限にすべく、自国民の命は、自国の力だけで守れるよう、せめて食糧と水は絶対に確保すべきです。そして、必要とする国民に、すぐに行き届くシステムを作りたい。




地震が誘発する火山など、大災害は恐ろしくあっけなく発生すると思いますが、




どんなことがあっても、子どもの世代の幸せを確実に守れるよう、




そんな日本を考えて、復興してほしいなぁと思っています。





原発も、他の発電方法に何年以内にするべきか、明確な国家目標を持っても良いのではないかと思っています。










以下のサイトは、地球温暖白書

http://www.glwwp.com/main/food.html



水不足と食糧不足についてのサイトです。

これによると、日本人の年間残飯は、金額換算で、3.2兆円。

それは高さ32キロの万札の札束で、富士山の8倍よりも高い万札です。

これだけの食糧が無駄にされたうえでの、

食糧自給率40%未満なのです。

子どものころ、米を残したら目がつぶれる、と親に教わりましたが、

これだけの残飯を残す食べ物の重要性がわからない飽食日本は、

「目」どころではすまない、バチが当たりそうだと感じてしまいます。