昨日、こんな記事を読みました。


http://rocketnews24.com/?p=81644


「腹立たしいのは、日本人はいつからこんなにマヌケでセコくなったのかって! 泥棒が死体からお金を盗ったりさ、空き巣に入ったりさ、いろいろやるでしょ? ああいうのはね、撃ち殺していいと思うんだよね」


記事にはyoutubeの動画があったので、見てみたのですが、ビートたけしが結構本気で言っているので、ショックでした。



でも…、確かにそうですよね。私は、この射殺発言に、全く反論できません。


むしろ、そのとおりだと思います。




さて、


今日まさに、こんな気分になりました。



実は、日曜・月曜と、引越しをしたのですが、前のマンションを出るにあたり、払っていた敷金が返ってくるかと思いきや、


預けた21万円中、7万しか返らないといわれまして…。



ふぅ、全く…(怒



14万円はお掃除代って言われた瞬間、


キレちゃいました。




こんなに怒ることは、めったにないのですが、



「なんで、そうじに14万もかかるんだよ、

 こんなボロい商売やってんのか!?」と言って、不動産を出てきました。



タバコもすわない、ペットも飼わない、現状のままお部屋をお返しして、


まだ業者が部屋を見ていない段階で、


なぜ敷金を14万円も無条件でふんだくるつもりでいるのでしょうか???




サービスをしていただいたのなら、支払います。


破損があれば、支払います。


でも、なぜ全くイミのないことで、人のお金を14万円も取るのでしょうか??




一応向こうの言い分としては、


「契約書に書いてある」と言うのです。




そう、確かにその契約書にハンコをうってある。そして、敷金3ヶ月中、2ヶ月戻らないようになる旨、書いてある。


まぁ、ハンコを打ったのは、嫁なんですが・・・ (涙!!!


しかし、嫁に聞いたら、「そんなの知らなかった」と。



で、これは調べてわかったのですが、


消費者契約法というのがありまして、それによると、


「民法、商法その他の法律の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比し、消費者の権利を制限し、又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法第1条第2項(信義則)に規定する基本原則に反し消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする」


とあります。



つまり、


情報をたくさん持っている業者が、無知な消費者に対し、


消費者に不利になるような契約をしていたら、


それは無効だ、と言うものです (私が間違っていなければ





で、とにかく頭にきたのは、


すでに判例では、はっきりしているのです、敷金返還訴訟ってのは世の中に腐るほどあって、


敷金のうち返金されないのは、


1.滞納家賃

2.部屋の補修にかかる費用


それ以外は全額返金と言うことになっています。

そうじ代金でさえ、業者負担なのです。


当然知っているわけでしょう、こういう訴訟の背景は。

私でさえ、ものの数時間でここまでわかったことですし。


おそらく知っていながら、今もなお、他人の無知につけこんで、お金を取ろうとしているわけで、


せこいし、犯罪に近いものがあるし、


個人的には許せないです。



これって、どう思います?




敷金は部屋を借りる前に預けたけど、


あくまで自分の財産を、一時的に預けたもの。


自分の過失があれば、そこからいくらか埋め合わせることはあれ、


過失がなくて、なぜ三分の二にあたる14万もとられるのか、意味がわかりません…





絶対に返してもらうと、電話でその意思をハッキリ伝えました。




で、HPをみたところ、その不動産の社長のコトバには、こうあります。



弊社は会社発足以来、「Good!」の実現を目標にしてきました。
つまり、企業規模や売上の拡大よりも"一流"の代名詞である「お客様から選ばれる!」ことを最優先にしています

そのためにも、「得よりも正しい、財よりも信を選ぶ道」という自分流の座右の銘を掲げています。
それは、か得かよりも正しいか正しくないかに起点を置き、蓄財に執着するよりも信用を積み上げることに傾注する企業でありたい、という願いです。

まだまだ遠い「目標」ではありますが、全社員一丸となり継続的努力を積み重ねてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



だって。


全く…、


あきれたものです。笑っちゃいますよ。



ちなみに、消費者契約法を調べていたら、


大学が入学しなかった学生に入学金を返還しないというのも、


この法にひっかかるとか。



たしかに、ずるいですよね。これも、全く無意味なサービスです。




さて、


以前、『今日の一言』にも書きましたが、


『権利のための闘争』です。


日本人には決定的に欠けている精神かもしれませんが、




権利は戦ってこそ、得られるのです。




特に将来、国際という場で勝負したい人は、ぜひ覚えておかねばなりません。


国際という場は、和を持って尊しとなす、ではありません。


もっと殺伐とした場です。


自らの権利を主張し戦わないものは、


自らの権利が侵害されるのを指をくわえて見ているだけです。


そのあたりわからずに国際の場に飛び込むと、


日本にはじき返されます。そういう女の子を、何人も見てきました。




とにかく、納得がいかなければ、主張し戦うしかないのです。



もう、本当に、


日本○○○○○○は許さん!





ちなみに、私は、個人であれ団体であれ、


ずるい人たちが大嫌いです。


主義主張よりもまず、


ずるい人が大きらいなのです。



自分は、どちらかというと保守なのですが、


なぜなら、いわゆる進歩主義的な主張の人たちは、


その思想云々よりも、


ずるいから嫌い、それだけです。


もう、人として、嫌いです。



この原則は私が20歳の頃から一貫しているのですが、


これに、「せこい人」ってのも、含めていいかも…