ロケットニュースより引用です。


元ネタ:http://rocketnews24.com/?p=77880




「京大カンニング事件」について、意外な人物がTwitter上で熱い意見を述べている。その人物とは、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でパーソナリティーをつとめたこともある、脳科学者の茂木健一郎さん。



彼はまず、


「拝啓京都大学の自由な学風にはいつも尊敬の念を抱いてきました。今回の受験生に対する貴学の対応は、その伝統を踏みにじるものと考えます。特定できた段階で、警察への被害届けをただちに取り下げるべきであると考えます。これからも自由な学風を保ってくださいますよう。脳科学者 茂木健一郎」(茂木健一郎Twitterより引用)


と、京都大学の対応について苦言を呈し、予備校生の逮捕後には


「逮捕だとさ。ナチス。世界の笑い者。」、「クズ新聞、クズテレビ、クズ大学、これで満足したか?」「クズ朝日新聞が、逮捕されたとオレの携帯にニュース速報を送った。ジャーナリストは、日本にいないね。アタマの中に、本当に誰かいるのか? お前らが、日本を沈ませている。オレは、本当に日本のことを愛して行動する。」(茂木健一郎Twitterより引用)


などと、この事件を過剰に報じたマスコミに対しても過激発言。また、


「クズ新聞、クズテレビ、クズ大学。オレは、お前たちと仕事をする時は、誠心誠意やるよ。とにかく、ベストを尽くす。一緒に仕事をする仲間は、心から愛する。身体を捧げる。しかしな、組織として、お前たちが終わっていることについては、一ミリとも譲らないぞ。」(茂木健一郎Twitterより引用)


と、「人とのつながり」は大切にしながらも、組織として終わっていることを強調している。


引用終わり。



何をこんなに怒っているのでしょうか…、コワイ


意外な人が過激な発言するものなんだなぁ、と思いました。



さて、センセーショナルな事件とその悲惨さ、というのは、結構比例していないものです。


私にしてみれば、この事件よりも、他の殺人事件のほうが、よほどハラが立ちます。たとえば、昨日見た記事、イギリス人英会話講師を殺害したイチハシ容疑者でしたっけ、このたび本を出版するとか聞きましたが、



こちらの方がずっと許せないですね。


警察に供述しないことを書いて金儲け、人殺しして金儲け、なんて、ふざけるのもいい加減にしてほしいですし、即刻死刑でかまわないと思います。本人も死刑にしろといっているわけですし。


マスコミは、こういう事実をあおってほしいですね。あおるのなら。



この高校生、社会的制裁が必要ですが、せいぜい入学取り消しでいいと思います。


たとえば剽窃をすると、アメリカの大学では退学です。他人のアイデアを無断で借りるのは、他人のモノを盗んだことと、同じ扱いです。つまり、ドロボウなのですね。


学位を持っている人、修士号や博士号を持っている人の場合、学位剥奪にもなります。学者としての道は閉ざされます。


もし剽窃とカンニングが同じであるのなら…、京都大学には金輪際入学資格が取り消される、それで社会的制裁は十分じゃないかと思います。



マスコミもこの高校生がどんな人物だったか、とか、あまり過激な報道はいらないかな、と思います。



あと、試験のあり方ですが、私としてはすぐ感じたのは、試験監督は教室の前にいることではなく、後ろにいること。


どこから見ているかわからない状況にすることが大切です。


試験会場で、試験監督がたえず教室の後ろから見ていること、これをルールにすることで、カンニングは防げると思うのです。


「どこで監視されているかわからない」という心理により、不正を抑止すると思います。



結局それで、教室の後ろにいる監督は前を見ていなくてもかまわないわけですし、たとえば教室の天井に動いていない監視カメラをつけるだけで、これもまた抑止になりますし、


つまり、どこで見ているかわからない、という状況にするだけで、はるかに安いコストで試験会場を運営できると思います。



パノプティコン、全展望監視システム、というイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが設計した刑務所の構想なのですが、これを試験会場に応用すると良いのではないでしょうか。



京大が怒るのもムリはないですが、カンニングされたのは、ある意味、京大がマヌケだったから。


そこも忘れてはならないと思いました。