週末、ちょっと指導を振り返ってみて、「勉強する」というのは、どういうことなのか、改めて考えてみました。


思ったのは、「勉強」というのは「覚える」というよりももむしろ「覚えたことを使う練習をすること」「覚えたの知識をいかにつかうのかを考えること」なのではないか、と。
ですから、もし「勉強」を上記のように定義すると、仮に机に向かっている時間が長くても、それがすべて「覚える時間」だとしたら、勉強時間はゼロなのではないかと。そう考えてみると、ちょっと、ぞっとしますよね。


でも、これまでの指導経験上、数学が「苦手」な子は、み~~んな、やり方をすべて「丸覚え」しようとします汗

そして、比較的そういう子は多かったりします汗汗

解法を、アタマからすべて丸呑みする、という感じです。テストでは覚えたことを吐き出すように答案に向かいますが、ちょっと解法の覚え間違いがあると、それはそれはめったにお目にかかれない数式が並んじゃっていたりします…。

単語なら単語で、単語を覚える、というよりも覚えた単語が文中でどういう形になっていて、それはなぜなのか、を考える時間。

数学なら定理、公式を覚えた上で、それを以下に使うかの演習およびそれが思いつかなかったらなぜ思いつかなかったのか、どういう状況ならその定理公式を運用するのか、を考える時間。

歴史は、、、これはさすがに覚えることがメインだと思いますが、その流れをもう一度何も見ないで、考えてみる時間。(ちょっと無理やりかな笑)


いずれにせよ、これまで暗記する勉強方法をとってきた子は、「暗記する」時間は勉強時間に入れない、くらいのつもりで日々を振り返ってみてください。



毎日、何時間「勉強」していますか??