中国で、偽ガンダムが撤去された模様です。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101222/chn1012220831001-n1.htm
偽ブランドとしては、「HONGDA」とか、「SQNY」とかが有名ですが・・・
私が中国・武漢にいた1994年、「SONNY」のウォークマンとか、「Panasonio」のマイクとか、いろいろな電気製品をみました。
他にも、街には海賊版のCD、マンガがあふれていました。
「なんで、マジメにやらないんだろう?」
って、思うのですが…、このあたりはちょっと不思議です。
で、偽ガンダムの話に戻りますが…、
一言「再発のないよう、気をつけたい。」
とでも言えばいいのに、絶対にそうは言わないですね。
「模倣ではなくオリジナルだ。」
「自分たちでデザインを考えた。」
「イメージと違うから顔を隠した。」
などと言い張りつつ、最終的には撤去して、
「ガンダム?そんなの知らない。」
とのことで、最後までウソの一点張りですね。
で、私としては、結構なストレスを感じています。
アメリカにいた頃よく感じた、カルチャーショックを思い出しました・・・。
さて、もしかしたら、カルチャーショックの被害は、自分の常識が崩れるところ、にあるのかも知れません。
自分としては、偽ガンダムについては、絶対に謝るべきだし、担当者もウソつくべきではない、と思うのですが、
中国では、そういう姿勢こそ、一見誠実に見えるその姿勢が、まさにナイーブでバカなのかもしれないです。そう、自分こそ、バカでアホなのかも・・・。
アメリカでも中国でも、謝罪したら、それは言質をとられたことと同じ意味であり、
一般的に、自分が悪くても、謝りません。
中国では、街中の交通事故で、罵り合っているところを幾度見たことか・・・。
自分としては、悪いことをしたら謝るというのが美徳と感じるのですが、
どうでしょうか、もしかしたら、自分の常識こそ世界の少数派なのかも知れません。
世界では、日本で当たり前の常識が超少数派で、全然常識ではないかも知れませんね。
いやな世界だな、と思うのですが、だからこそ、この住みやすい日本をいっそう良くあらしめたい、と感じたりします。
それにしても、日本は楽ですよ。
だって、以心伝心で良いですし、みんな自分の想定の範囲内で行動してくれますし、
降りるヒトよりも先に乗るヒトはいませんし、
上半身裸で街を歩くヒトはいませんし、
「上半身裸でレストランには入らないでください」という張り紙もレストランの入り口にはってありませんし、
まぁ、日本は楽でいいなぁ、と思います。
そのぶん、刺激が少ないともいえるのかもしれませんが、ストレスははるかに少なくて良いです。