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地球が1・5個分必要…現代人の生活維持なら
現代人の生活を維持するには、地球が1・5個分必要という試算を環境保護団体・世界自然保護基金(WWF)などが発表した。
作物や化石燃料など人間が消費した資源の量を地球の面積に換算する独自の指標を用いており、「地球1個以上」の消費は、将来の世代が使う資源まで食いつぶしていることを意味する。このまま消費が増え続けると、2030年には、地球2個分の資源が必要になるという。
1人当たりの消費が大きいのは、アラブ首長国連邦、カタール、デンマークの順。オイルマネーで潤う産油国など、上位には所得水準の高い国が目立った。米国は5位、日本は36位だった。
報告書は「世界人口が増える中、持続可能な資源の利用方法を考えていく必要がある」と指摘している。 (2010年10月18日11時18分 読売新聞)
ソース http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20101018-OYT1T00430.htm
以上。
簡単に言うと、今生きている大人たちが資源をたくさん使ってしまっているため、将来の人が(今の子どもたち、そのまた子ども、そのまた子どもたち・・・などなどが)使える資源が減る、ということです。
身の回りには、テレビとか、車とか、パソコンとか、実にいろいろな製品がありまして、極めて当然なものとしてあるように思いますが、これらは人類の歴史上、本当に今だけ許されているものであって、昔の人には許されていなかった、
つまり、昔の王様とか貴族とか、それよりもずっと良い暮らしをしていることは間違いないです。
しかし、それは将来の子どもたちが本来享受できる資源も使っている、わけですね。
じゃ、もっと節約しよう、物を使うのをやめよう、ってことになれば、話は簡単なのですが、
問題は、果たして人類がこれをできるかどうか、
なのです。
個人レベルでは実に簡単な話であっても、個人の集まりである社会になると、話は実にややこしくなります・・・。
個人的な見解ですが、はっきり言って、
人類が 「世界人口が増える中、持続可能な資源の利用方法を考えていく必要がある」 ということを、実現できるとは、あまり思えないですね・・・。
人口はどんどん増えるし、資源は枯渇するし、食べ物もなくなるし…、 これを人類の叡智でなんとかできるでしょうか??
ちなみに、ひとりあたり消費量の多い国5位としてあがっているアメリカですが、あの国で生活して思ったことのひとつに、 「もったいない」って言葉を理解しているのか、 でした。
まぁ、"wasteful" という形容詞がそれい一番近いのかもしれないですが、厳密な意味で「もったいない」という言葉は、アメリカにはないのかもしれない、と思いました。
果たして、アメリカ人は、今の消費レベルを下げてでも、地球環境のためになることをするだろうか、と考えると、残念ながら、私としてははなはだもって疑問に思いますね。
さて、日本ですが、日本は日本だけで、ひとつの持続可能な生活圏を作ってもらいたい。
エネルギーや食料の輸入に頼りっぱなしではなくて、自国でやっていけるだけの、最低限必要なものは、自国でまかなえるようにしたい。
それは、ある意味、日本人は日本ひとつぶんだけで、やっていける、という意味です。
それが将来世代への義務だと思います。
少なくとも、日本が近代化するまでは、概ねひとつの日本で、持続可能な資源の利用法でやってきたわけなので、
具体的には、食料自給率を挙げて、代替エネルギーの開発に取り組んだりして、いくべきだと思います。
さもないと、将来の歴史教科書には、この時代の日本人は、浪費ばかりして、無計画だった、なんてことが書かれて、最低だった、という評価になってしまいそうな気がします。。。