今日の高3数学の授業は、東大の過去問を扱いました。

1学期~夏にかけて、90年代~2000年代の(理系の方の)過去問はほぼテキストで取り上げきってしまっているので、80年代にまでさかのぼっています。

傾向は若干違いますが、それでも実際に解く事で得られるものは(自分も)少なくありません。

主に数ⅢCで5問を扱いましたが、いずれも比較的解きやすい問題で、生徒の正解率も8割overでした。

すばらしい。


授業であまった時間は最近そこまで重点的に扱っていなかった整数問題(ペル方程式)を出題しました。

お茶の水女子大の問題でしたが、なかなか面白かったですね。塾生もちゃ~んと正解を出せていました。


入試まで半年を切っていますが、この時期、難しい問題を解くのも悪くはないのですが、それよりも自分が6~7割答案を作れるような問題を数多く、繰り返しやることの方が(合格点を確実に取るためには)よっぽど大事です。


みんなが比較的出来るような問題を、誰よりもミスなく解ければ、みんなよりもいい点がとれます。
(当たり前ですね)

当たり前のことを当たり前にやれば、いい意味で当たり前ではない結果が出ると信じて、頑張っていきましょう。


明日は高1の授業です。
学校のテストが今日まであったようなので、明日は学校のテストを持ってきてもらって一緒に復習します。


「簡単な問題を、確実に理解させた上で解けるようにさせる。」


明日はそんなことを念頭において、授業に臨みたいと思います。
指導の第一歩ですが、自戒を込めて。