最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)/荘司 雅彦
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題名だけみると、社会人向けの本のようですが、


実際には学生のみなさんにも有用です。


amazonの書評でも学生さんが「この方法で勉強をしたら英語の成績が上がった」と書いていました。


いまでもこの本をたまに読み直すのですが、とくに印象に残った言葉は以下。




・「1つの仕事について調べ物をするときは、100のことを調べなさい。」


・「大量に調べるのがもっとも効果的」


・「私は本当に100とはいかないもまでも、1つの案件や相談に応えるために、できるだけ多くの調査をしました。
 必要と思われる分権や判例を、書籍や判例雑誌の中から探し回り、手元になければ関連する書籍類をどんど
 ん購入していきました。」


・「相談を受け、すぐにはわからないことがあったときも、同じように調べまくりました。誤答をしてしまった、場合は後日、必ず訂正とお詫びの電話を相談者に入れました。」


・「この様な方法を繰り返していると、調べものという本来の目的を達成するほかに思わぬ巨大な副産物が生まれます。たくさんの文献や資料を調べるうちに、目的以外の箇所にも何度も目を通すことになり、いろいろな知識や情報をいつの間にか覚えてしまうのです。覚えてしまわなくても、少なくとも○○関連のことは、あの本とあの資料に載っていたなぁ・・・、というめどがさっと立つようになります。そして、1つのことについて調べて結果を出すスピードが、飛躍的に早くなるのです。」

・「実際、大量に調べる作業を繰り返した私は、『知識の増加』とともに『検索能力』を加速度的に向上させました」


・「上司の言ったことでも、疑問を持ったらすぐにきちんと調べ、確認しておく癖をつけましょう。それは何事においても基本中の基本で、その後の自分の仕事遂行能力だけでなく、社外での信用度を大きく高めます」


・「いずれにせよ、『多量かつ迅速に調査をする癖』をつけておくのとつけておあかいのとでは、『スピーディで正確な仕事』の遂行という点で、天地の差が生まれます。最初はどうしても調べる内容が多くてめげそうになるものです。しかし、慣れてしまえば調べる力は間違いなく自分自身の生涯にわたる大きな財産になります」





要はですね、端的に言うと



、(分からない、といって人に聞く前に、まずは)


自分ひとりで徹底的に調べる



ということがとても大事、ということです。


出来るようになる子というのは、どこが分からない、というのを自分なりに調べたり、分析したりしてから具体的に質問に来ます。

伸び悩む子というのは質問に来るときに、時間も手間もかけず「これ教えてください」と抽象的に質問を持ってきます。

勉強で手間隙をかける癖をきち~んとつけておけば、必ず社会に出てからもその姿勢が活きてきます。




勉強がテキト~でも、仕事だけはテキパキとこなせる・・・

ちょっと想像できないですね汗


いずれにせよ、手抜きグセをつけてしまうと社会に出てから大変です。

部活をやっている忙しい子も、しっかりと勉強に取り組みましょう!