試験会場までヒッチハイク300キロ! 列車運休も根性で合格 埼玉の女子中学生
2010.2.10 22:12
埼玉県の女子中学生(15)が1月、日本航空石川高校(石川県輪島市)の推薦入試で輪島市に向かう途中、大雪による列車運休で足止めされながらも、母親と300キロ余りをヒッチハイクして試験会場にたどり着き受験、合格した。
生徒は航空自衛隊のパイロットを目指し同校を志望。同校によると、1月17日の推薦入試を受けるため、車中泊の予定で前日に埼玉県の自宅を出発。新幹線と北陸本線で石川県に向かったが、16日深夜、新潟県のJR長岡駅で乗り換え予定の夜行列車が大雪で運休に。吹雪の中、困惑した母子はガソリンスタンドなどでトラック運転手らに声を掛け、長岡市から輪島市まで300キロ余りをヒッチハイク。17日午前、試験開始10分前に会場に着いた。
新潟県内で乗せてくれたトラック運転手の男性は「うちも同い年の受験生の娘がいるから」と高校正門前まで送り届けてくれたという。入試の作文は偶然にも「私が感動したこと」。生徒は運転手に助けられたことや母への感謝の気持ちをつづった。結果は合格だった。
ソース http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100210/trd1002102214004-n1.htm
以上。
この記事、あまり感心できません
というのも、試験前日は、試験会場の近くにいるべきだからです!
受験とはあまり縁のない人たちにとっては、これは美談になるでしょうが、受験産業に携わっている人にとっては、この話は危険極まりない話です。
受験で最も大切なのは、「試験会場で力を発揮できること」です。だから、日々の勉強はもちろんですが、当日体調万全であること、そして、試験会場に無事着くこと、このようなことは「試験会場で力を発揮できること」のために最優先すべきことなのです。
日本一頭が良い学生も、試験会場を間違えたり、試験会場に到着しなかったら、不合格です。
今まで、学力があるのに、試験会場で力を発揮できないがたえに不合格になったケースを数多く見てきました。だから、
1、試験会場に無事につくこと
2、朝ごはんを食べて脳に栄養が回っていること
3、体調万全で健康なこと
4、筆記用具、受験票の忘れ物がないこと
5、平常心。何があっても混乱しないこと
6、解答欄のミス、ケアレスミスをしないこと
7、試験終了まで最善をつくすこと
が大切なのです。これらも、受験のうちです。
大変ですが、よその試験会場でカゼやインフルエンザもらってこないように気をつけましょう。国公立2次、インフルエンザ追試のないところばかりですよね。体調管理だって、受験のうちってことです。
DJのみなさん、くれぐれも気をつけましょう