吹く毎に 散りて行くらむ 桜花 積もりつもりても 國は動かじ

山桜 ほのかに匂ふ この朝け 天つ日影を つつしむ我は いざさらば

我は栄えある 山桜 母の御もとに 帰り咲かなむ

もののふの 道一筋に 散りゆきぬ 若木のさくら 山道を ひたたどり行く 人の群 若桜 春を待たでは 嵐の中に 枝をはなれて 散りしゆく