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畏くも天皇陛下にあらせられては、宮城(皇居)の神田でお田植えあそばされた。

昭和天皇陛下は昭和2年、御自身で稲作を始められた。

今上陛下には大御心(おおみこころ)をお継ぎになり、御代替わり(みよがわり)の年からお田植えとお稲刈りをなされ、翌平成2年からは御播種(おんはしゅ)をなさる新例を開かれた。

国家の統治者が水田に足を踏み入れ、米作りをされる例は他国にはない。

なぜそうされるのか?

そこにどのような精神的、文明論的意味があるのか?

我國は太古の昔より、豊葦原瑞穂國、豊葦原之千秋長五百秋之水穂國と呼ばれてきた。

豊かな葦原と瑞々しく美しい稲穂が実る国、という意味。

皇祖天照大御神は天孫降臨の際

一、天壌無窮の神勅  『豊かな葦原の水(瑞)穂の國は皇孫のしらしめす國です。天つ神の日嗣(ひつぎ)である皇孫と御國は天壌無窮に榮ます。』

二、宝鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅  鏡をお授けになり、『この鏡を私とおもって、常に側において斎祭(いつきまつり)なさい』

三、斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅  皇孫に稲穂をお授けになり、『大切に育て継承しなさい』

と、三大神勅を下され。

皇孫であられる、畏くも天皇陛下所知めす皇國は、水穂の瑞々しい穂の國であり、稲穂を神鏡と同じく、天照大御神からの授かりとして大切にし、稲作を継承していけば、いつまでも豊かな稲穂の実りのある國。

日本書紀では天照大御神が自ら神田を営み、機を織られ、新嘗の祭りを行ったとある。

これこそが我國のお国柄を現している。

世界には君主制の国が少なくとも20カ国以上あるようだが、長靴をはいて水田に足を踏み入れ、田植えをし、鎌を手に稲刈りをなさるのは、日本の天皇陛下以外には聞かない。


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皇祖伊勢神宮

伊勢神宮の祭祀は、殆どが稲作と関係し、稲作の時期に合わせて行われる。

2月17日~2月23日 祈年祭(としごいのまつり)

五穀豊穣祈願祭 旧正月後の田作りの前の祭

4月上旬 神田下種祭(しんでんげしゅさい)  稲種を神田にはじめて下し奉る祭 稲の籾種まき無事早苗が育つように。

5月14日 風日祈祭(かざひのみさい)  風日祈宮(風の神様)に風雨の恵み、五穀豊穣のお祭り。

6月15日~6月25日 月次祭(つきなみさい)  由貴の大御饌(ゆきのおおみけ)を奉り、五穀豊穣、治國平安の祭。田植えが終るあたり。

8月4日 風日祈祭   風の神へ御幣を奉り、風雨の恵み、五穀の豊穣をお祈りする。

9月上旬 抜穂祭(ぬいぼさい)  神田にて神嘗祭に奉るご料米の御稲穂(おんいなほ)を抜きまつるお祭り(神宮神田)。

10月15日~10月25日 神嘗祭(かんなめさい)  その年の新穀を大御神に奉り、ご神徳に報謝申し上げるもっとも由緒深いお祭り。

11月23日から 11月29日まで 新嘗祭 (にいなめさい)  新穀を天皇陛下御自ら神々に奉られ、また御自らもお召しあがりになる大儀が宮中で行われるに際して、神宮へは勅使を御差遣(ごさけん)されて、奉幣の儀が行われる。

また、それに先だって神饌を奉り大御饌の儀を行う。

*新米は陛下が食しめし(きこしめし)いただいた後、臣民はいただく。

12月15日~12月25日まで 月次祭  由貴の大御饌(ゆきのおおみけ)を奉り、五穀豊穣、治國平安の祭。

毎日 日別朝夕大御饌祭 (ひごとあさゆうの おおみけさい) 年中、毎日朝夕の2度、外宮の御饌殿で、両正宮、同相殿神(どうあいどののかみ)および各別宮諸神にお供えものを奉る。

現在の稲作は、地域によって異なりるが、五月の連休に田植え、九月上旬には刈り入れる。

これは、殆どが兼業農家のためと、台風がくる前に収穫しようとするため。

そのため日本の神社の田祭の時期と今の稲作サイクルがずれてしまって、神々に対しての感謝の実感がわかなくなっている。

なんのための祭か忘れてしまっている感じがある。

つまり、人間の都合で稲作直を早め縮めている。

さらに、先祖伝来の田畑を欲得の為手放し、誠に申し訳ない事をしている。

日本人の伝統的な思いでは、古事記や書記にでてくるように、田んぼも、土も水も稲も神々。

神の子として誠に申し訳ない事をしている。

神々に対しての畏れを忘れてしまったのが現世の臣民。

畏くも天皇陛下は「祭祀王」「祈る王」だとされている。

昭和天皇の御製に

「わが庭の宮居に祭る神々に世の平らぎをいのる朝々」

畏くも天皇陛下は人が見ないところで日々、祭りを行い「国平らかに、民安かれ」とひたすら公正無私の祈りを捧げておられる。

そして、皇祖以来の伝統を継承されておられる。

戦後、権利、人権などを誇張し、日本人としての自覚を忘れ、皇祖、先祖、先人よりの御教えを忘れ、豊葦原の瑞穂の国を汚し、変わってしまったのは我々臣民。

畏くも、天皇陛下にあらせられては、皇祖以来の伝統を護り臣民を護るお姿は神代の昔から普遍。

畏くも、天皇陛下は、皇居の神田で、稲種まき、お田植え、御収穫をされている。

誠に神勅の隨々(まにまに)。

天皇陛下のお田植えは誠に尊いお姿…

皇尊 彌榮 彌榮 彌榮