ブッシュ大統領は平成17年5月7日、ラトビアでの演説で

「ヤルタ合意」を「史上最大の過ちの一つ」だと強く非難した。

戦後の国際秩序の原則を否定したブッシュの発言は大きな反響を巻き起こした。

「ヤルタ合意」とは、第二次世界大戦後の国際秩序の枠組みとして、1945年2月、ルーズベルト、スターリン、チャーチルという米英ソ三カ国首脳によるヤルタ会談で決定された。

戦勝国(米英仏ソ中)が国際連合安全保障理事会常任理事国として君臨し、ドイツや日本は「敗戦国」として徹底的に弱体化する。

この原則に基づいた戦後の国際秩序は別名「ヤルタ体制」とも呼ばれる。

このヤルタ会談では、ルーズベルトが提唱した「国際連合構想」にソ連が同意する見返りとしてポーランドやバルト三国などをソ連の勢力圏と認めることや、ソ連の対日参戦と引き換えに南樺太など北方の領土を与えることなども合意された。

アメリカがかつてソ連との冷戦を戦い、いままた共産主義中国や北朝鮮との交渉に苦労しなければならないのも、もとはと言えばソ連を国際秩序のパートナーとみなし、社会主義イデオロギーを黙認したルーズベルト民主党政権のせいだ、というのが、共和党を中心とする米保守派の歴史観である。

保守派の論客フィリス・シェラフリー女史は

「ありがとう、ブッシュ大統領。ヤルタ合意というルーズベルトの悲劇的な間違いに対して謝罪を行い、誤った歴史観を是正してくれて」と語った。

米国の保守派の歴史観では、ルーズベルトが日本を挑発して、開戦に追い込んだ、という見方すらある。

先の大戦をどう見るか、についての、歴史観はまだ決着していないのである。

ちなみに韓国は当時、建国しておらず、国連の常任理事国や非常任理事国ではないので無関係なのでマッカーサーから

「第三国人!」と叫ばれました