2歳の授業参観のとき、みんながパズルを終えたのにアパくん一人だけパズルができなくて、泣いていたね。涙で余計に遅くなって、みんなパズルにかかった時間より待たされていたね。でもアパくんは最後まで諦めずにパズルを解いていたよ。

アパくんは知恵遅れじゃないかと思っていた他のおかあさんもいたみたいだけど、おとうちゃんはあのアパくんを見て、全然恥ずかしくなかったです。むしろ、嬉しかったです。というのは「アパくんがパズルや算数が得意な子になるに違いない」とあのとき確信したからです。

 

年中さんにのそろばん大会で金賞を取ったのに、年長さんで同じ問題を間違って銀賞だったときにもすごい泣いていたね。でも、かるたやかけっこで負けて、お父ちゃんが「もっと悔しがって」といっても全然悔しそうにしていなかったアパくんがパズルや算数であんなに悔しがっていたから、おとうちゃんはあわてないでゆっくりやればアパくんは必ずパズルや算数が得意になると思っていたよ。

 

悔しいとか泣きたくときには、それだけ上手にやりたいとか理想が高くて、自分に取って大事なものなはずです。 これからアパくんが悔しくなったり、泣きたくなっても、それはアパくんが今で大事してきたなにかを守ろうとしているはずです。だから本当に苦しいときや泣きたいときには、それのくらい苦しいものがあるんじゃなくて、それくらい心に大事なものがあるんだって考えたらいいと思うよ。

 

算数オリンピック、去年の結果は残念だったけど、昨日アパくんに「来年もやりたい?」って聞いたらとても力強く「やりたい」っていってたよ。

アパくんがやりたいっていうならおとうちゃんどこまでも一緒にがんばるよ。