「小1プロブレム」という言葉を少し前からよく耳ににするようになった。
「プロブレム」・・・つまり問題というわけだ。簡単にいうと、子どもが保育園、幼稚園を卒園し、小学校へ入園したはいいがそのための準備ができていなくて、小学校の先生が困っているというわけ。
 各自治体で、幼、保小の連携を図ろうとする動きがある。
 例えば、・区で小学校までに身につけて欲しい力を獲得するための指針となるようなものを作成。
     ・保育園、幼稚園の年長児と小学生の交流

本当にこれで解決するのだろうか?
この程度で解決するのなら、最初から問題にはなっていないのではないか?

自分が経験したことや聞いたことでしかないが、小1プロブレムが叫ばれる以前は、力で抑えた指導が主流だったために、小学校1年生もつまらない授業でもとりあえず45分間すわっていたのではないかと思う。だって、座ってないと起こられるから。もちろん、現在も力で抑える指導は行われているだろう。実際にそうしないと授業にならないという事情もあるのではないだろうか。
 
 力で抑えつけるつけることはいいことか?個人的には許されることではないと考えている。
力で抑えていると、その時はいいように見えるが、他の先生の時は暴れたり、後で問題となってでてくる。

じゃあ、どうすればいか?

大人が変わるべきではないだろうか?いままでの画一的な授業のやり方を見直すべきだろう。今までのやり方があっていなかったと考えるべき。恐らく、先生個人で工夫されている方もいると思うが、個人単位でやってもその場しのぎに終わってしまうし、先生の負担が大きい。

「小1プロブレム」を起こさせている原因は大人にある。子どもは悪くない。
もっと日本として教育というものを変えていかなければならない。
今朝、園長からこんな話しを聞いた。
4歳の保護者会終了後に保護者がこんなことを言っていたようだ。
「今年の2歳は色々な活動をしていて楽しそうね。羨ましい」と。

2歳の担任としては、羨ましいと思ってもらえて嬉しい。

でも、なんで4歳の保護者が2歳の活動を知っているのだろうか?

それは、2歳の部屋の入り口に、活動の様子を写真つきで掲示していたのを、お迎えの時にみていたようだ。

2歳の親向けにやっていたものだけれど、他のクラスの保護者の方もみていてくれたみていだ。

でも、待てよ。色んな活動をしているのは2歳だけではないはず。実際は4歳のほうが、色々な活動をしていた。

ではどうして「2歳は」と言ってもらえたのか考えてみた。

その答えが「発信力!!」

2歳が部屋に活動の様子を貼っていたのは毎日ではなかった。
しかし、4歳は連絡帳がないので、毎日毎日、その日の様子をホワイトボードに伝えている。
じゃあ、違いは何か・・・写真があったかどうかだ。


日中の活動を見る事ができない保護者に、どのようにして子どもの姿を伝えるか。
いかにして「見えないものをみえる形にするか」

この「発信力」があるかないかで保護者の安心感、園への信頼感を作る事ができるか大きく変わってくる。

いかにして発信するか。もう一度再考してみる必要があるのではないだろうか。

 先日、保護者にとって特別大事なおたよりを出した。1年間の中でも、1番といっていいほど重要なおたよりだった。しかし、ミスがあったのだ。
 新しいクラスのメンバーの名前が抜けている児が2名いたのだ。配布する日のおやつ後に、ホールに集まり、おたよりを見ながら新しいクラスを子どもたちに伝えている時に気がついた。すぐに修正をして刷り直したので、ギリギリ保護者に渡らずに済んだ。
 
刷る前に、何人もの職員がミスはないか確認していたが見落としていた。誰の責任とかではない。
 
なぜ、このようなミスが起こってしまったのだろうかと考えてみた。

仕事が忙し過ぎ、疲れがたまってたのが原因ではないだろうか。結果、しっかりみていない。みているつもりでも、頭が働いていないので、見落としてしまっていた。

では、なぜ忙し過ぎたのか?

それは、「やるべきこと」と「やったほうがいいこと」をしっかり分けることができていなかったから。

やったほうがいいことは、言葉の通りやったほうがいい!
しかし、やるべきことをしっかりこなした上で、余裕があればやるものだ。

優先順位としては、やるべきことが上位にくる。

もともと、仕事量が多いのに、やったほうがいいことにまで、手を出してしまっていたとで、やるべきことに力を注ぐことができなかったから、ミスが起こってしまった。

どこの職場でも同じようなことが起きているのではないかと思う。

①「やるべきこと」だけをしっかりこなす。
②「やったほうがいいこと」にまで手を出し、やるべきことに穴がある。

この場合、相手の満足度が高いのはどっちか?

もちろん①だ。
完璧は目指さずに割り切って、相手の満足度につながるものを優先してやることで、相手にもいいし、働いている者にとっても、仕事の成果が見やすいので、満足度が高くなる。

「やるべきこと」「あったほうがいいこと」をしっかり見極めて、整理することが限られた時間の中で仕事をするうえで大切なことだ。