今日は曇り。

閑散期に天気が悪いと、気分が沈みやすい。


でも、時間がある今だからこそ、

ゲストに快適に潜ってもらう為に、

色々と準備をしておきたい。


アメッドというダイビングポイントがある。

ジュクンというローカルボートに乗って潜りに行く。

これがまた、のんびりした雰囲気を味わってもらえ、

バリらしくて好きである。


アメッドのジュクンの欠点は、

遅い、船体が狭い、3人以上乗れない、

漁をしてきた後は、魚臭いなど、色々あるが、

一番の問題は、エキジットする時、ハシゴがない。

腕力と、フィンキックにモノをいわせ、

エイヤ~!と上がるしかない。


男性はほぼ問題ないが、

女性はしんどい。

下から膝を持ち上げてフォローはするが、

とんでもねぇポッチャリ系ダイバーだと、

大変失礼ではあるが、

中々持ち上がらず、結構苦労した事がある。


私がしんどいという事は、

ゲストはもっとしんどかったハズだ。


そこで、ジュクン用のハシゴを作ってみた。

作り上げたのは、殆どスタッフのカデ。

バリ人は器用だ。

生活力がある。

ノコギリ、トンカチ、ノミのみで作り上げてしまった。

原始的な事を忘れてしまっている日本人では、

バリ人には到底太刀打ちできないであろう。


ハシゴ

ただ、製作の全てを任すと

寸法が狂い倒してしまいそうなので、

寸法線は私がした。

几帳面&デジタルな世界に生きる日本人の前に

バリ人は到底太刀打ちできないであろう。


限られた木材で、

よくもこれだけ頑丈な物が出来たモノだと

お互いを尊重し合う、バリ島の午後。



               日曜大工親分 長谷川和弘