先月の水中潜水調査から
考古学関連のお話を頂き、
水中の考古学を分かりやすくするために
香川の発掘現場の視察や、古墳や埋蔵文化センターを案内してくれる機会があり、
勉強に行ってきました。
場所は坂出の府中、田んぼや住宅がまわりにある中、発掘が行われており、驚きました。
国府(昔の役所)に使われていた柱跡や、
その瓦などが発掘されています。
結構身近にあるものなんですね。
色々お話を聞いてると
「あのお客様が前住んでたマンションが建つ前にこれらを発掘していたんだ。」
というように、
家の下も遺跡があったかもしれないという
想像が大切なのかもしれません。
また、普段潜っている瀬戸内海も昔は陸地でナウマンゾウが歩いていたので
骨などがたまに見つかっています。
またそのナウマンゾウを狩るための
武器の一部(サヌカイト)も一緒に見つかっています。
また、漁師さんからの情報など、
網に備前焼がひっかかって見つかったものなど
水中で見つかりそうなものも見学することができました。
前回の調査も茶碗のかけらや刀のかけらも見つかりました。
これらを皆さんに分かりやすいように、
情報共有できるように、
これから考察していきます。