こんばんは。

占い師 神真理です。

 

新月を迎えました。

日付が変わる前に、月・宇宙をテーマに

わたくしは、少し違った角度から

綴りたいと思います。

 

タイトルの「あめつち」は

天候・天文・地学を指す

大和言葉の言い回しですが

同時に「全宇宙」も意味します。

 

 

7/6から7/21の満月まで2週間。

月の姿が変わり、だんだんと膨らんで

満月になります。

 

 

 

 

星空、月、宇宙、、

何とも言えないロマンを

個人的には感じるのですが

古代の人々がうらやましくなるのは

そういう世界観に想いを馳せるとき。

 

今と違ってそのものの自然に

浮かび上がる月夜の光は

どんなものであったのか

 

本来、空と地面を指す

「あめつち」という言葉が

「全宇宙」も意味したのは

当時、見渡す限り空と大地であり

地球という概念が存在しなかったから

と言われています。

 

古代の人々にとっては

自分たちを取り巻く世界という概念が

「あめ」「つち」という目に見えて

手に触れられるイメージと

一致していたようです。

 

自然界が今よりも人々の中に浸透しており

敬い、恐れず、とてもいい関係を結んでいた。

そう思えますよね。

 

平安貴族の少女は

年の初めに「あめつちの袋」という

小さな袋を作り、そこに入った

たくさんの幸せが逃げないように

と願いながら、「天と地」

袋の上と下の両方を縫ったそうです。

 

お守り袋ですね。

 

あめつちという言葉

その名を持つ小さな袋

しあわせを詰める少女

想像するだけで

 

愛らしさが募ります。。

 

 

明日は七夕。

 

どんな美しい夜空が見られるのでしょう。

 

 

 

皆さまのしあわせを願って。