祗園祭は、ただのショーではありません。

八坂神社の野村宮司さんの発言です。

投稿しようと思ったのは
先祖代々、神社仏閣の家系に育つ
わたくし自身、相通じるものを
感じたからです。

どういう場所なのか、何故できたのか
尊いものだということを
もっと認知して欲しい。

今回の報道を経て改めて思いましたので
投稿させていただきました。


祗園祭は、千年以上も前から続く
伝統的な祭りであり、その歴史と文化は
深く京都の人々に根ざしています。

神々への敬意を表し、豊穣を祈り
疫病を避けるための重要な儀式です。

祗園祭は、公元869年に
疫病が流行したときに始まりました。
人々は、神々に疫病の終息を祈り
神輿を町中に練り歩きます。

それ以来、祗園祭は毎年行われていましたが

コロナ禍の元、昨年からやっと再開され

更なる盛り上がりを見せようとしています。


地元の人々だけでなく、
観光客も参加できる
素晴らしい祭事です。

参加者は、祭りの意義を理解し、
適切な敬意を払うことが求められますね。

外国人が日本を訪れるインバウンド観光は
経済的な効果が見込めるだけでなく、
国際交流も促進されるので意義はありますが
昨今では、何かと議論の元になっています。

外国人観光客の目線に立つことは
確かに大切ですし、ニーズを満たすためには
彼らの視点に立つことが必要です。

プレミアム席について
内容について事前に相談もなかったそうですから
神仏を軽んじているように受け止められたのも
無理からぬことでしょう。

私たちが過去を尊重し、
未来への希望を持つための
重要な機会ですから
祗園祭を理解し、尊重することで
私たちはその豊かな歴史と文化を
次世代に引き継ぐことができます。

神仏への認識をあらためて
考えていただきたい事象ですね。