低体温
 
伝説の小児科医である真弓定夫氏がよく話す内容の一つに、低体温の問題があります。
まさに今の日本人の多くが低体温なわけですが、私たち人類は本当はどれくらいの体温であるのが普通なのでしょうか?
低体温は感染症になりやすいばかりか、アレルギーも出やすくなりますし、ガンなどの病気にもかかりやすいことがわかっています。
しかし日本人の親の多くは低体温について既に誤解しています。
子どもの平熱はあなたが思っている温度とは全然違うからです。
 
なぜこうなったのか、それは社会毒をはじめとする体に悪い食事、そして不自然に冷暖房を使う生活やコンクリート住居、自然の中で遊ばないことなどに起因すると考えられています。
戦前の統計によれば子どもの正常体温は0~6歳は38度台が一般的で、6~12歳は37度台くらいに下がってきて、やっと12歳を超えると36度台くらいになってくるのです。
つまり現在の保育園や幼稚園における基準はすべて嘘であり、それを刷り込んだのは実はGHQに代表される人々なのです。
 
つまり37度で微熱があると考えている人はすでに間違い、38度台だとテンパっている親がいますけど、もうお話にもなりません。
それどころか最近は子どもでも35度台の子がたくさんいますけど、もうこれは毒親の素晴らしい努力によるものとしか言えません。
細菌ウィルスが体内に入ると発熱・下痢・嘔吐・咳・鼻水・耳垂れとして菌を体内から排出しようとします。
それが免疫力の向上を生み出すわけですが、子どもは日々それを行うのが普通で平時から体温が高いわけです。
 
なぜ低体温が起こるのか、一つは砂糖を食べること、一つは牛乳を飲むこと、一つは小麦食を食べ過ぎなこと、一つは服を着せすぎなこと、一つは冷暖房を使い過ぎなこと、一つは常在菌の少ない状況にすること(殺菌ばかりすること)、一つはワクチンを打つこと、一つは内部被爆させること、一つはケミカルおむつを使うこと、一つは母乳で育てないこと、一つは産み方そのもの、一つは妊娠前と妊娠中の母親の食べ方などにあります。
ほかにもありますが主だったものはこのあたりでしょう。
 
これらは東洋医学や自然療法的な考えも内包していますが、現実の臨床としても実感できるものであり、決してオカルトではありません。
なにより戦前や戦後すぐの大規模調査で体温の分布が違うことは確かなのです。
なぜここまで日本人が不健康となり、全員が病院に行き治らなくなってしまったのか、それをもたらし劣化計画を進めたのはいったい誰なのか、真剣に考えないといけないでしょう。
もちろんこれを現代小児科医や保健士や教師に言うと、キチ○イ扱いされますのでご注意を♪。

 

 

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ホルモン剤や抗生物質の危険性
 
いきなり薬であるホルモン剤や抗生物質の話になっているが、実は食品の中にこれらが大量に混入されていることが問題となっている。
これらが混入されているものの代表格が畜産や養殖によって生成される食材であり、具体的にいえば肉、養殖の魚、卵、牛乳などが代表格になる。
まず評判が悪いのが肉であるが、肉が評判が悪いのには当然ながら理由がある。
市販の肉はかなり健康に有害な可能性があり、アメリカでは屠殺のおよそ100日前、飼料場に入れる前に、牛に性ホルモンを注入することが知られている。
 
天然もしくは合成の性ホルモンを、牛の耳の皮膚の下に挿入するが。
その目的は金銭的なものである。
肉の重量が増えるため、わずかな追加費用で約10%の利益アップになるそうだ。
このため、ほとんどの市販の肉には、極めて高いレベルの性ホルモンが含まれていが、きちんとした表示がされていることはないといっていい。
特にアメリカの牛はこの濃度が高いことが指摘されているが、ほかの国の牛であれば大丈夫ということも言い切れない。
これらの肉を食べ続けることで癌が増えるのではないかという研究は数多く存在する。
 
焼肉食べ放題のお店で出される牛肉など、まずアメリカからの輸入牛肉が多い。
しかしその割には柔らかいとかおいしいと思ったことはないだろうか?
霜降りの度合いが多いほど高級と思っている私たち日本人は本来アメリカ牛の赤身系は好きではないだろうが、その割に日本人好みで柔らかい肉になるには当然ながら理由がある。
 
「食品のカラクリ」(p27~) 別冊宝島編集部編から要約して抜粋しよう。
 
タンパク質分解酵素を含んだ薬を赤身の牛肉にふりかければ、やわらかく舌触りの良い肉に変身する。
植物起源蛋白分解酵素製剤と呼ばれるプロテアーゼを主成分としたものを使うのだ。
しかも商品パンフレットには、使用しても食品添加物ではないから、表示の必要はないと丁寧に書かれている。
もう一つの方法としては、赤身の牛肉の中に和牛の脂肪を注入し、牛乳で固めるという荒業もある。
食品加工技術の進歩と言えば聞こえは良いが、要は、いかに安い原料の付加価値を高め、値を上げて儲けるかための技術にしか過ぎない。
 
焼き肉屋さんで人気のあるメニューの一つにタンがあるが、実は牛の扁桃は、EU医薬品審査庁の出している「BSE感染の部位別危険度」によると、「脳、脊髄、目」の高度感染グループに次ぐグループに入っている。
BSEは肉骨粉を使用するほどに頻度が増すともいわれているが、この肉骨粉を使用している代表格がアメリカ牛なのである。
現在の畜産肉はこのような意味でも危険が潜んでいるのだ。
 
加工食品の肉はさらに危ない。
有名なのがチキンマックナゲットだが、中国産の薬漬けにされた病気鶏肉を使っているということは、ニュースでも大体的に報道された内容である。
河南省の大用食品グループという、日本にも鶏肉加工品を輸出している企業が病気鶏肉を食品に転用した疑惑が報じられている。
中国山東省の山東六和集団という企業グループの契約養鶏家へのインタビューでは、毎日、1日に2回抗生物質をえさに混ぜて投与しているが、耐性が出るのを防ぐために18種類の抗生物質の種類を常に変更して与えているとのだという。
不自然な育成法について行けずに死ぬ鶏も多いとされている。
 
なぜこのようなことが繰り返されるのか、一つは間違いなく消費者が「アホ」であり「騙されたがっている」ということが挙げられる。
このように危険な利益のみの食品を提供されていながら、おおきな反発や抗議が行われないという点だ。
もちろんメディアの大スポンサーでもある食品業界なので、巧妙に誘導していると言えばそれまでだが、人々は健康でいたいとか有意義な人生を送りたいというのなら、やはり食については見直さなければいけない。
 
もう一つの理由は食品表示のいい加減さであろう。
これは食肉に限らずすべての分野で同じ構図を持っている。
業界の人間に言わせればどこまでもごまかしや嘘が通じるレベルなのである。
これはまさに政治的問題であり消費者的な問題なので、法律が改正されなければならないが、この点においても日本はほかの国より遅れていることが分かっている。