マニアックな凸凹さん達の「好きなこと」
お子さんの好きなことって、何ですか?
発達凸凹のあるお子さんは、結構マニアックなものが好きですよね…
- エレベーターのボタン
- 道路標識や信号
- エアコンの室外機
- 野球選手の背番号(野球ではない)
- 機械の取扱説明書
…などなど。
大人には理解しがたい世界だったり、一見くだらないように思えたり。
「なんでこんなものが好きなの?」ということが、よくあります。
でもそれが、将来の興味関心につながる場合があるから不思議です。
発展していき、学生になってから勉強と結びついたり。
色々な経験と結びつくことで、仕事の礎になる可能性だってあります。
生涯の趣味や楽しみにつながって、癒しになることも。
保護者の方の負担にならない範囲で、是非大切にしてあげてほしいと思います。
息子の「好き」が「得意」に発展したのは…
息子も、色々とマニアック趣味がありますが、今日は比較的メジャーな鉄道のお話をさせてください。
発達凸凹さん男子に比較的多いと言われる「鉄オタ」。
(もちろん凸凹さんではない方も多いです)
息子も鉄道大好きな「鉄オタ」です。
幼児期に、一日中プラレールで遊び、何十もあるトーマスのキャラを覚えている頃は、
「すごいけど、全く何の役にも立たないよね」
と思っていました。
でも、夢中になっている様子が可愛くて、一緒に鉄道に乗ったり、関連イベントに行ったり。
まぁ、それなりに親も一緒になって楽しんでいました。
でも、息子が大きくなってみると、意外と鉄道好きは伸びしろがあるんですよ。
日本中の路線図をいつも見ているので、地理が非常に得意。
電車や線路の仕組みを通して物理にも興味を持ち、物理も好きでとても得意です。
一番の得意科目は英語なのですが、最近は英語を使って「日本の鉄道の良さ」をSNSで海外の人に伝えたいと計画しています。
鉄道エネルギー、恐るべし
鉄道と関係のある何かをつなげようと、本やイベントに誘導したことはありますが、鉄道を通して学ぶときはいつも「自分から」。
生き生きとしていて楽しそうです。
また、スケジュール管理は、とても苦手なのですが、鉄道一人旅に出るときは、完璧にダイヤを調整して、入念に準備をし、出かけていきます。
苦手も克服させる鉄道…。
本当に恐るべし。
今回は「得意なこと、強みの見つけ方・伸ばし方」について記事を書いています↓
注目の「STEAM教育」や「東大先端科学技術研究センターのLEARN」、「習い事」、「アウトドア」、「室内遊び」など様々なアプローチをご紹介しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。