母娘でマレーシア教育移住したAliceです。

クアラルンプール生活は2年目。

娘はインターナショナルスクールに通学。


学校は英国式セカンダリー(中高相当)に在籍

娘のクラスメイトは

(ほぼ)全員が異なる国籍とバックグラウンド

中国人のみ2人いる


構成は

インド系、イギリス系、ロシア系、フィリピン系

インドネシア、タイランド、シンガポール

中国、韓国、日本、


よくもまあ、

一つの国に偏らずうまく分散されてるなと

偶然の配分なのにバランスとれてる!

見た目もそれぞれ異なってて面白い




ところで、

娘の一番仲良い女子クラスメイトは

ロシア系でブロンドヘア、ヘーゼル瞳


娘はカラー診断でスプリング系

豊かな黒髪とイエローベースの肌を持つ



2人が並ぶと人種の違いは歴然

見た目は違っていても

仲良いクラスメイトだ



でも、

半年くらい前から

そのロシア系友達が

人を形容する時に、


ホワイト、イエロー、ブラックと

肌の色で人をカテゴライズし

差別用語を平然と使ってると

娘は、不快感と憤りを表していた



例えば、娘に対して

『あなたはイエローだから◯◯』


『私はホワイトだ、

Europeanだ、

ホワイトだから奴隷にはならない

イエローの〇〇に指図は受けない』


というような発言をしているそう


最近は、あまりにも頻繁に

イエローだホワイトだのと

発言をするようになり


娘はなんとか、

その差別発言をやめてもらいたく


どうやって、その子に説明しようか

何ヶ月も、もんもんとしていた。



娘にしたら、その子と仲良くするのは

ロシア系とか、ホワイトピープルとか

肌の色や国籍や人種ではなく

その子と気が合うから、一緒にいて楽しいから

ただそれだけ。



なのに、その子は、

娘だけではなく、クラスメイトを

見た目の違いを、色に例えて

侮べつ的に発言している


その言動が許せないんだと






娘は、いろいろ思惑した

そもそも色で人を区別することを

差別していると認識してない友達に

理解してもらうのは

とうしたらいいのか?



そこで、こう、説明したという


『私は、あなたからイエローだと言われて

とても嫌な気持ちになる

肌の色で人を呼ぶのは差別だよ


ホワイトといわれる人たちは

歴史的にも支配する側いたし

今でもどこの国へ言っても差別は受けにくい 


例えば

あなたが日本へ行けば、

ホワイトというだけで

周囲の人は関心を持ち、チヤホヤしてくれる


でも、あなたがアジア人なら

日本人は関心がないか

無視されるが確率高い


もし、あなたが、

ヨーロッパに行ったら

肌色や見た目で、嫌な目に合ったり

することはないと思う


でも、私が、

4月にヨーロッパに言った時、

明らかに肌の色と人種が違うために、 


それだけの理由で

多くの嫌な目に遭ってきた


例えば

空港のチェックインカウンターで

並んでいるのに無視されたり

他のカウンターに回されたり


見知らぬヨーロッパ人から

ツリ目のポーズをされたり


道端で『チノ』と呼ばれ

からかわれたりと

気分の悪い思いを何度もした



そんな、私の立場にたつて

考えて見て欲しい


もし、あなたがアジア人で

ヨーロッパに行って嫌な目に遭って


さらに

クラスメイトから

イエローなどと呼ばれたら

どんな気持ちになるか? 』


、、、、


その子は、初めは、娘の言葉を

聞き入れずにいたらしいが、


ヨーロッパでの体験談も混じえて

話したら、だんだんと分かってくれて


『私がアジア人だったら、

イエローと呼ばれるのは嫌だと思う』

『そんなこと考えた事が無かった』

と、言ってくれたと言う



最後に、その子に

肌色でや人種で人をカテゴライズし

発言し侮べつしたりするのは

明らかなレイシズムであると


そして、

私は、あなたがホワイトだからって

いちいち思わないし、

それだから仲良くしてるんじゃない 

一緒にいると楽しいから、それだけ


はっきりその子に伝えられたと


娘が、一番、嬉しかったのは、

クラスメイトが娘の立場にたって

理解しようとその言動を改めよう

という姿勢を見せた事、だと、


そして、

この話しを切り出すのは

とても勇気がいったこと 

だって

もし、自分の意見を言って

その子に理解してもらえず

受け入れてもらえず、仲違いしたら

どうしようと、とても不安だった、と、


娘は15歳になったばかりだけど

アジア人蔑視とレイシズムを

経験混じえて論理的に話せる力がある


これって大人でも

なかなかできることじゃないよね


それも、

マレーシアに来て1年ちょっとの英語力で

伝えられるなんて、コミュ力高し

I'm very proud of her ラブ



そして、世界でレイシズムがなくなるよう

心から祈る



最後までお読みいただきありがとうございます😊