こんにちは(^^)日韓英トリリンガル学校に通う子供のママです。
今日はトリリンガル学校はお休みです。
(三一節。1919年、韓国が日本の統治下であった時に起きた独立運動を記念した日。)
歴史的なことはトリリンガル学校で習っているので、今日は、体験学習に行ってきました!!!
ほんとは、子供はトリリンガル学校のお友達がキッザニアに行くので、一緒に遊びたいと。
確かに平日のすいている時に、職業体験もできるキッザニアいい。
でも、3月11日で6年目になる東日本大震災を東京で経験したというのに、これといった防災への意識と備えが出来ていない。。。
しかも、我が子は片道40分弱の電車通学。
区立の学校は目と鼻の先にあるのに、わざわざトリリンガル学校に通わせているという負い目もある。
もし、通学途中に被災した場合を考えるとゾッとするし、あんまり考えたくなかったから、いままで避けてきました。自分たちは大丈夫だろうという根拠のない現実逃避でした。
だから、今日は知識と備えの経験をして、数十年以内に起こるであろう震災が起こった時、
どう行動を起こし、生き延びるか!を学びたいと思ったのです。
行先は
東京臨海広域防災公園!そなエリア東京、防災体験学習施設
http://www.tokyorinkai-koen.jp/
↑まだ余裕のピース顔。このあとの72時間の生存力の体験ツアーでは半泣き。。。
東京直下72h TOUR
地震発生後 72時間の生存力をつける、体験学習ツアー
以下、HP抜粋。
「国や自治体などの支援体制が十分に整うまでは、自力で生き残らなければなりません。その目安は3日間、72時間と言われています。「東京直下72hTOUR」は、マグニチュード7.3、最大深度7の首都直下地震の発生から避難までを体験し、タブレット端末を使ったクイズに答えながら生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアーです。」
- 貸与されたタブレット端末を使って「防災クイズ」に挑戦、危険箇所を確認しながら体験
- では、早速ツアー開始!!!
- この日は、ちびっこは誰もいなくて、団体の一行も過ぎた後で、私たち親子二人の参加でした。
- タブレットを首からかけて、いざ出発。
- 72時間の設定は、外出先での想定。
- 自分たちは、都心のシネマコンプレックスの10階にいるという設定。
- エレベーターに乗り込み、1階に降りて、出口マークに従って外にまずは脱出。
- 1、震災発生
- エレベーター内では、私たち親子ふたりだけ。
- エレベータのドアが実際に閉まり、1階のボタンを押すと、階下に降りているような感覚に。
- そのうち、電気が消えて真っ暗になり、エレベーターがガタガタと揺れました!!!
- これには、びっくり。落ち着いてと思うけど、結構、マジで怖いです。
- 密室で真っ暗ってこんなに怖いんだと改めて思いました。
- ほんの数秒なのに暗闇とガタガタ振動にパニクリそうでした。
- 子供は言われた通りに、エレベーターのボタンをすべて押してましたが、焦ってもぐらたたきのように押しちゃってました。(笑)
- 2、脱出
- そして、出口の緑のマークに従って外に出ます。
- 建物内は薄暗く、EXITマークの緑の電気が便りです。
- エレベーターから降りると少し安心したのか、子供出口めがけて走り出しました。
- 落ち着いかなくちゃいけないのに、実際には焦ってこんな行動を取ってしまうんですね。
- 3、被災地
- ここで、館のスタッフの方が待っていて合流して、タブレットでクイズに答えていきます。
- 12月の冬、夜6時に被災した町が再現されています。
- これ、ほんと怖いです。
- ↓液状化で倒れた電柱、ラーメン屋さんからは出火。
↓竣工34年のビルは、建築基準が耐震構造になっておらず倒壊。。。。
子供、怖くて、ビルに近づけず。。。。
建築基準法に基づく現行の耐震基準は、昭和56年6月1日に導入されたので、
それ以前に竣工されたビルは、倒壊の危険があるので避難するときでも、
ビル建物の「竣工56年」以降であることをチェックするのは大事です。
国土交通省(住宅・建築物の耐震化について)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr_000043.html
↓頭上からは室外クーラーグラグラ揺れて、落っこちそうです。。。
これには、びっくりしました。。。
タブレットを見ながら、被災場所に行ってクイズに答えるのですが、こわくて子供半泣きでした。
↓電光掲示板には、被災状況がずっと流れ、階下のオフィスはぐちゃぐちゃです。。。
↓隣のコンビニも棚から物が落っこちて散乱しています。。
その隣には、液状化した地面から土砂が噴出してマンホールが浮き上がってます
この隣のビルからは、倒壊した建物の中から、女性の声が聞こえました。
「誰か助けて~!!!誰か~」
その隣では火災が発生していました。
そして、子供に、こんな状況の場合は、この女の人をどうするかと聞いたところ、
「助ける」との答え。
大事なのは、「助ける」のは良いが、決してひとりで助けにいかないこと。
他の大人に声をかけて、一緒に行動するのが大事だ、との教訓と
埋もれている人に、助けに行くからと、声掛けして安心させることも学びました。
そして、自分が罹災した場合は、声を出すと体力消耗するので、ホイッスルなどで音を出す。音の出る金属などで叩いて居場所を教えるのが、救出まで体力を温存するために
大事とのことも、子供は分かったようでした。
因みに、ホイッスル、笛の中に玉が入っているのは濡れると音がでなくなるので、
少ない息でも大きな音を出せるもの
高くてクリアな音が出るものが選択の目安だそうです。
4、再現避難場所 <安全の確保>
↓被災地で困るのは、トイレ。
簡易トイレの作り方、設置方法など数々紹介されてます。
段ボールや、ビニール袋など、身近にあるものを工夫して作る知恵と技術。く
↓黒いビニールで覆われた簡易のトイレと市販のとりあえずの汚物、トイレグッズ。凝固剤
↓東日本大震災の時の実際の避難所生活がリアルに再現されている。
再現避難場所 <安全の確保>
ここまでが、1F 防災体験ゾーンです。
災害発生→避難、→被災地→再現避難場所を30分かけて回りました。
とても中身の濃い内容でした!
二階の2F 防災学習ゾーンを体験!はこちら
それでは、また、ごきげんよう!