写真は、旧暦の8月15日、旧盆の時に食べる、韓国の「ソンピョン」という伝統餅。
 

昨年は、トリリンガル学校の行事で「ソンピョン」を親子で作り、一緒に食べました!

初めて作りましたが、もう、学校の家庭科の「調理実習」よりも楽しかったです!

 

ソンピョンの外側の餅部分は、上新粉(だんごの粉)に、ヨモギ、やかぼちゃ味もあります。

中身のあんは、黒砂糖、ごま、ナッツなど砕いたものを入れます。日本のあずき餡はソンピョンにはいれません。(他の餅には小豆あんを入れます)

それとソンピョンは蒸し終わったあとに、ごま油を塗って香ばしさ、照り、乾燥を防ぎます。

 

まあ、日本みたく、段取りがしっかりしているわけじゃないから、途中で材料とかが、足りなくなったりするんですが、「ケンチャナヨー」って感じで、まあそれはそれで、美味しかったです。(笑)

クラスのママさんとお話ししながら、それぞれ家庭の味があったり、形に特徴があったりするなんてことも見聞きしました。

 

でも、若いママ世代は作ったこともない方も多くて買って食べる家もあるようです。日本でもお月見団子を家庭で作るところも、少ないのでは思います。

 

わが子の担任の先生は、先週から旧盆休みで韓国に帰省中です。

その間は、副担人のアメリカ人先生や、教頭先生、他の先生が代わる代わる授業をしてくれているようです。

 

ちなみに、授業っていっても時間割どおりには進んでおりません(笑)

教頭先生と一緒に「お絵かき」とか、楽しんでいるようです。

 

そうそう、こどもは教頭先生が大好きなようで、可愛くみせようと(笑)毎朝ヘアスタイルに余念がありません。

鏡に向かって真剣に「美人ごっこ」してます。

まだ小学生でも女子ですねーー♪

 

こどもに教頭先生がなんで好きらしいかというと、どうやら褒め殺しのようです(笑)

○○には、「○○は姿勢がいいね~」

▽▽には、 「▽▽は、この○○がいいね~」

××は、「××は、返事がいいね~」

 

って言ってたよ~っと

子供が嬉しそうに報告してくれました。

子供は「絵が一番上手だね~」と言われたらしく、

どや顔でした(笑)

 

特に、その子供たちが抜きん出るとか、勉強ができるとか、そういうことでなくて、

ちょっとした言い方で、子供たちの肯定感を高めているなぁーと感心します。

いつもにこにこの教頭先生、子供からの人気が高いのも納得です。

 

我が子に「才能」があるか?ないか?あまり期待できませんが(笑)

「GRIT」著者アンジェラ・ ダックワースさんが、「才能」よりも「成功のカギは、やり抜く力」が大切と聞いて、嬉しくなりました。

 

才能×努力=スキル

スキル×努力=達成!

 

子供に達成のために親が何をすることができるかを考えると、

学校の宿題をやっていないと、目くじらたてるよりも、

 

教頭先生のように、いつもにこにこで子供に接して、自己肯定感を高め

良いところを見つけて、「褒める」をもう一度実践したいと思いました。

 

いつも「宿題しなさいと」言ってばかりでは、本人の自主性は育たないし、

人に強制させられているのは嫌だと思いますし、私も言うの嫌です。

 

自分に肯定的で、素直で、自信を持つことは、これから子供が成長するにつれて

「やり抜く力」を発揮していくのに大切な土壌となると思いました。

今からでも遅くないので、私が声がけなどに気を配っていきたいと思いました。

 

それと、学校自体が、昨日と今日は午前授業で、昼過ぎには下校です。

完全に「お盆休みモード」なトリリンガル学校です。

宿題もほとんど出ないので、今週は私もストレスフリー♪

 

あ~それと、自分の英語スキルを高めるのも、まだ道半ばなので、

才能×努力=スキル

スキル×努力=達成!

 

で、ちょっと頑張ってみます!

 

アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」 | TED Talk | TED.com

「GRIT」著ペンシルベニア大学の心理学部教授。

GRITという概念を研究している第一人者。 本人も子どもいて、子どもの性格形成などの研究にも熱心。