働くしあわせプロジェクト
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理事会にて

こんばんは。

先週末、押切さんがJINEN-DOに来社し理事3人で理事会を行いました。

北村さんとぼくは現場にどっぷりなので、離れた立場で見ている押切さんの意見がとても参考になり、また、下半期にぼくたちが取り組むべきことも明確になり、有意義な会議だったと思います。

また、「来期に向けて」という議題の中では、久しぶりに未来を見据えた夢を語りました。

それは、今のJINEN-DOの事業モデルでは対応できない、より重度の就職困難者に働くしあわせを提供できる事業モデルに挑戦したいという夢です。

JINEN-DOがどんなにうまく軌道に乗ったとしても多店舗化していく希望はぼくにはありません。

一般社団法人働くしあわせプロジェクトには「社会に影響を与えられるような事業モデルやソリューションを開発し、影響の輪を広げていく」というミッションがあるのですが、JINEN-DOはあくまでもその一つであり、事業モデルの完成が見えた暁には業界内にノウハウを広めていく一方で、次の夢にチャレンジしたいのです。

もともと、ぼくと押切さんには身内に障がいを持っている家族がいます。

ぼくの長男は重度の知的障がいをもっており、今のJINEN-DOの事業モデルでは、彼を働くしあわせに導くことはできません。

ぼくは、彼が障がいをもって生まれてきたことで、出逢いに恵まれ、どんな人にも存在価値があり、無限の可能性があることを知り、自分が望む人生を歩むことができるようになりました。

ぼくは親として、また、彼への恩返しとして、彼がうまく言葉に出来ない分まで、精一杯語り、広く伝え、彼らが活躍できる職場を増やしていく責務があると思っています。

【映像】ぼくが「働くしあわせプロジェクト」を立ち上げたきっかけ
http://youtu.be/TIwC978-wJk

というわけで、願わくば、彼が社会に出るまでに、重度の知的障がいがあっても働くしあわせを手に入れられる事業モデルをつくり、社会に発信していきたいのです。

今、漠然とした構想があります。来年はその準備期間に充てる予定で、具体的には、就労移行の利用者とのマッチング(就職支援)を視野に入れながら、JINEN-DOに地域の有力者や中小企業経営者が集う仕掛けをつくり、協力者を増やしていきたいと考えています。

そのためにも今年度中にJINEN-DOの事業モデルと支援スタイルをしっかり確立していきたいと思います。

一般社団法人働くしあわせプロジェクトは法人設立1周年を迎えることができました。

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◆就労移行支援事業所働くしあわせJINEN-DOのウェブサイトはこちら

http://www.hatarakushiawase.net/

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ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

先日5月2日を持ちまして、私たち働くしあわせプロジェクトは法人設立1周年を迎えることができました。

法人化にあたっては任意団体時代の同志たちが快く理事、監事に就任してくれたり、オフィス家具を提供してくださいました。

金融機関の融資が得られず途方にくれていたら、融資をしてくださる先輩経営者が現れました。

開業にあたっては、創業メンバーの押切さんが手際よく準備を進めてくれ、素敵な物件に出逢い、無事川崎市の指定を受けることができました。

ぼくが掲げた理想を、創業メンバーの北村さんが現実に落とし込み、素晴らしいマネジメントシステムを整えることができました。

男性スタッフだとギスギスしがちな事業所の雰囲気を、創業メンバーの古川さんが優しい笑顔で癒し、チームをうまく調和させてくれました。

精神性が高く感受性の強い赤羽さんが様々なアラームを鳴らしてくれたことで、職場の改善が進みました。

サービス管理責任者が退職した際には、市川さんが見学にいらっしゃって、サビ管としての参画を決意してくれ、毎日、ご利用者さまと親身に向き合ってくれています。

講演や研修の依頼をいただき、時々、現場を離れることで新たな発見や気づきをいただきました。

運転資金が底を尽きかけた時、かみさんが定期預金を解約してくれ、信頼資本財団さんが手を差し伸べてくれました。

資金が潤沢でない分、スタッフ一人ひとりが知恵を出し合い、独自のノウハウが蓄積されてきました。

ぼくたちの志に共感してくださった関係機関のみなさんが次々とご利用者さまを紹介してくださるようになりました。

登録者が28名となり、毎月のように利用率が改善され、職場実習に出ていくご利用者さまが増えてきました。

農業をプログラムに加えたいと願ったら、近所に無償で畑を貸してくださるオーナーさんに出逢いました。

悲願である中小企業における障害者雇用の底上げについては、木村さんや三鴨さんをはじめとする中小企業家同友会の同志のみなさんとの交流がはじまりました。

こうして並べてみると本当に人生は奇跡の連続ですね。

本当に、今ぼくたちの法人が存在するのは、皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝申しあげます。

ビジョンである“一人ひとりが輝き、働くしあわせを感じられる社会へ”向けて、次なるステージに挑戦いたします。

今後ともご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます!!

【ご案内】チャリティイベント「いのちの森づくり ワールドカフェ」(4/14)

「いのちの森づくり」は、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生が提唱される潜在自然植生理論に基づく本物の森づくりを目指すプロジェクトです。

宮脇昭先生によると、本物の森は、その土地に落ちているどんぐり(木の実)を苗として育て、同一種の木ではなく、ごちゃまぜで高密度に植えて育てていきます。

宮脇方式で育った本物の森は、強い木が育ち、2~3年経てば、ほとんど人の手がかかることはありません。そして、たくさんの命(いわゆる生物多様性)を育んでいきます。

「いのちの森づくり」は、この宮脇方式に則って、障がいのある人たちが山でどんぐりを拾い、ポット苗を育てていきます。そして、地域の人たちに呼びかけ、老若男女、障がいのある人もない人もごちゃまぜで、地域の工場等の周囲に一気に5000本くらいの苗を植えていきます。

人間、不思議なもので、みんなで同じことを一緒にやると、連帯感が生まれます。そこで、「自然の森は、色々な種類が混ざり合っています。これが生物社会の掟です。好きなものだけを集めない。人間社会も一緒です。仲の良い者だけ集めても駄目なのです。混ぜる、混ぜる、混ぜるんです。無駄なものは一切ないのです」という宮脇昭先生の話を紹介すると、環境教育のみならず、障がい理解が深まります。また、ポット苗の代金は障がいのある人の賃金(工賃)として支給されるため、彼らの社会参加につながります。

つまり、「いのちの森づくり」は多様性のある森を増やすだけではなく、多様性を認め合い、障がいのある人の社会参画を促します。

働くしあわせプロジェクトでは、この活動を支援すべく、参加する皆さんとと共に、そのプロジェクトのより良い未来について語り合う一人ひとりが主役の交流会を企画いたしました。

参加費用は、経費を差し引いた全額を「いのちの森づくり基金」に寄付させていただきます。

 ご参加、お力添えをいただければ幸いです。


■日 時:2013年4月14日(日)14:00~17:30
■内 容:
1.いのちの森づくりプロジェクト 活動報告(20分)
 プレゼンター:株式会社研進 代表取締役 出縄貴史
2.ワールドカフェ(100分)
 カフェのようなリラックスした雰囲気の中で対話を楽しみながら新たな
 未来や価値を創発する新しいスタイルの座談会です
3.懇親会(60 分)   
 軽いおつまみとお酒を用意しています。交流を深めることでさらなる
“つながり”と“ハッピー”を産み出しましょう。
■定 員:20名
■会 場:自然堂
    川崎市麻生区上麻生5丁目10-11(小田急線柿生駅徒歩8分)
■会 費:2000円(懇親会費込)
    経費を差し引いた全額を「いのちの森づくり基金」に寄付
    させていただきます。
■申し込み:

http://kokucheese.com/event/index/83863/


■主 催:一般社団法人働くしあわせプロジェクト
    問い合わせ:info@hatarakushiawase.net
http://youtu.be/TIwC978-wJk
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