今起床。さっきみたゆめ。 | たべたもの日記

たべたもの日記

やせたい。

父親の死期が近いというので、もしくは既に死んでいるので
父の持ち物を整理している。
自分は何につけ物を持ちたがらない、どんどん捨てたくなるタイプのにんげんなので
おかまいなしにどんどんすててゆく。

短いエンピツなど大量に出てくる。一本を手に取り、それを基準として
それより短いものはどんどん捨てる。
正月の年賀状に使うハンコなども出てくるが、お構いなしに捨てる。

情の薄い自分が嫌でもあるし、母も妹も不安に思っている様子。
母が所用で出かけており、妹と二人で夕食をとっている。
妹もそのあと出かけるとのことで、夕食が終わったらせめてそこにある
年賀状のハンコだけでも洗ってあげて、と言われる。

ところが自分はそれをせず、寝てしまう。
夜中に目を覚ますと、妹は既に帰宅しており、CDはもう録音したという。
(どうやらハンコを洗うという行為がなぜかCDを録音するという行為にすりかわっている)
その程度のことすらやらない自分に、妹は愛想をつかしている様子。
自分も申し訳なく思う。

夜半、二階から父の呼ぶ声がする。どこかに電話を掛けたがっている様子。
せめてこのときくらい役に立とうと、携帯をもって階段をのぼりかけると、
踊り場に父の書斎があり、どうやらどこかに電話をかけている。
「…というわけで、あれを何とか買い戻せないかと思って…」
などと話している。
どうやら自分の死期が近いので、それならいっそあれを買い戻したいらしい。
あれが何なのかは不明。株券みたいなものか?

というあたりで目が覚めた。
とても暗い嫌な夢。

     *     *

自分は普段から実家と疎遠なので、このような夢を見たのかな。
非情な自分が嫌になる。死ぬべきは自分だなどと思う。