納骨の日が決まってから義母とソワソワして暮らした

義母が夫を亡くしたのは50年も前

その時はやはり急な事だったし記憶があまり無い状態

手続きは全て義姉夫婦がやってくれる

私達はお供えする物だけ用意してと言われた

誰も呼ばない 私達家族四人だけ

しかも義姉は仏さんにあげた物は口にしない

それでも 形はそれなりにしたい義母

二人でスーパーを入ったり来たりしながら

果物やお菓子を用意

入れる皿から悩む

そして予行練習

ここにこれ置いてこうしてあーして…

近くの市民市場 相方と古い付き合いの八百屋がある

夫婦共に仲良くさせて頂いて

家の近くのスナック(亡くなってすぐの頃よく行った)のママと夫婦

山菜を入れよう

そう思って行ってみた

亡くなって以来なかなか行けなかった市場

やっと行ってみる

ワラビやコゴミを見てると

『毎度どうも!』

いつもと変わらず声をかけてくれる

買い物しながら

『ミキねぇから聞いてる?』

いつも奥さんをそう呼んでいる

『聞いたよ』

静かに答えてくれる

『明日納骨なんだ、だから山菜少し入れてあげようと思って』

静かに笑いながらうなずいてくれた

『頑張れ』

『はい!これからも、宜しくお願いします!』

相方が残してくれた財産


人との繋がり

大事にしよう 改めてそう思った

義母と花も買い

小さな重箱に赤飯煮物、菓子などを詰める



当日


朝からソワソワ早めに出ようと30分前にはお墓につき

先週掃除したとは言うものの

もう一度掃除する

と…ノソノソと男性が近付いてきた

なんとなく会釈

『もしかして石屋さんですか?』

たまらず義母が聞くと そうだと言う

ほどなくお坊さんも来た



予定の時間よりだいぶ早い



義姉夫婦はまだ来ない



でも着々と事が進む



墓石に相方を納めて

義姉夫婦が合流

すぐにオツトメが始まる




でわでわ。どうもどうも。


4月になっても雪が降る今年 納骨の日は降らなかったけど寒かった

にしても

あっけない
10:30からの予定だったけど終わってみたら10:40


その後 義姉夫婦と四人でホテルでランチ

これも義姉夫婦がセッティングしてくれた

女三人でビールを飲み お腹一杯食べて 義母と二人家に送ってもらう





全て終わった



『疲れたね』

義母と話す

『ずいぶん簡単なものなんだね』

『あっけないね』

『まず、休もう!疲れた!』





本当に疲れた

言い様のないだるさにすぐ寝れた

昼から飲んだせいもあるだれうけど




相方が亡くなって以来

4ヶ月振りに   生理がきた