Story 2. 日本語×表現×語彙 | "BIG WAVE" with DJ RAVI

Story 2. 日本語×表現×語彙

「語彙が少ない」

最近、年配の方から指摘を受ける。


表現したくても口から言葉で出てこないもどかしさ、

もっとありきたり以外の表現ができないかと欲が出てしまう。


日本語の語彙数はいったいどのくらいなのか?

現代人が知っている語彙数は、およそ3万語だという。

また、日本の雑誌新聞にはおよそ5万語、

そのうち漢語が45%、和語が35%、以外は外来語などだそうだ。


カラオケなどに行くと、音楽を聴きながら歌の歌詞を楽しめる。

「いい表現だな」

とうっとりするものと出会えると幸せな気分になる。

一方で、「こんな表現思いついたら格好いいな~」とないものねだり。


「♪抱いた数だけ、君を知る」

「♪君と100年続きますように」


国語研究所の調べによると、ヨーロッパでは5000語知っていれば

文学を読むことができるのに対し、日本語は10000語必要なのだという。

それだけこの国では 表現の数が多いという事、

言葉を生んだ昔の人の感受性が豊かだったのだろう。


言葉と言葉を組み合わせ、比喩表現を織り交ぜながら

日本語独特のわび、さびを伝承していく一人になりたい。


☆このブログでは時々、「いいな」と感じた表現をメモしていきます。

 あわせてお楽しみください。


DJ RAVI♪