12月27日退院した妻と一緒に家に帰ってきた息子。

まだ15週で出てきてしまったこともあり、5歳の見せるかどうか悩んだが、娘本人が見たいというので息子の亡骸と対面。かわいいねと言ったことに娘自身もどんなに楽しみにしていたんだろうという思いが伝わってきた。

翌日12月28日朝一番で火葬。
とても小さい棺にお花をたくさん入れて最後のお別れをしました。


まだ小さいこともあり骨が残るかどうかわからないと言われていたけれど、斎場の方の工夫により、何とか骨を残して貰うことができた。
小さな大腿骨、小さな肋骨。
小さいだけに折れないように丁寧に骨壺に入れました。

小さい娘に骨を見せるのは避けたかったけど、周りにいた大人に付いてきてしまったこと、そして本人がどうしてもみたいというので一緒に納骨しました。でもやはり刺激が強かったようで、このときが一番悲しんでいました。

あとから聞くと、元の姿のままならまだ一緒に遊べたんじゃないか、と。
でも骨になったことで、死んじゃったことがなんとなく理解できた様子でした。

家に戻り、小さな祭壇に置き、一通りの葬儀が終了。
骨は僕か妻が死ぬときに一緒にお墓に入れる予定。それまでは家でみんなと一緒に暮らすことにしました。



妻はこのあと産後休暇になるため、8週間体と心をゆっくり休めつつ、そして、四十九日までに小さな仏壇と戒名を準備する予定です。