子どもの熱が高くなると、やはり心配である。
大人より平熱が高いとはいえ、39℃を超えるとさすがに心配になる。人の(人に限らず)タンパク質が固まるのは42℃と言われているし、そこまで高くなることは通常はないし、ましてや、熱が出るのはウィルスをやっつけるためなので、下げることは風邪を長引かせることにしかならない、という小児科医も多い。
今回の2度目の突発性発疹では、40℃でも比較的元気があったため、上の考えに基づいてなるべく解熱剤を使わないで最初の数日を過ごした。一般的にも「元気があれば使う必要はない」と考える先生は多い。
しかしそれはあくまで一般論。
ぷ~の場合、高熱が出ると覿面に食欲が減退し水分もあまり摂らなくなる。食事を摂らないことで体力がどんどん低下して、風邪を治そうにも体力が持たなくなる、という悪循環になってしまうのだ。
前回の入院も結局この悪循環のせいだった。
そのため、我が家の場合、38.5℃を超えたら解熱剤を使ってでも熱を下げ、ご飯を食べさせてちゃんと寝させるようにした方が体力を落とさないでいられるし、トータルで見たらその方がよいという結論に至った。
その後、最後に行った総合病院の小児科医に妻が聞いたところ、やはり「その方が良い」という回答を貰えた。
「40℃を超えても食欲が落ちない子であれば解熱剤は不要なのだが、ぷ~ちゃんの場合は覿面に食欲が落ちるので、解熱剤で下げていっていいですよ」
と。さらには、
「解熱剤を使っても、治りが遅くなるなんてことはあまり気にしないでいいですよ。体力があってこそですから。」
とも。
というわけで、我が家の解熱剤の利用ガイドラインが今回確立したのだった。
ちなみに、小児用の解熱剤はアセトアミノフェン(タイレノールはこれが主成分)。きょうびアセトアミノフェン以の解熱剤を処方する小児医もいないと思うが、これ以外の解熱剤外(アスピリンやイブプロフェンといった『非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)』)は脳症やライ病を引き起こすリスクが格段に上がり、欧米では小児に処方長らく禁止されている。
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