前置胎盤というのは、『普通は子宮側面などにつく胎盤が子宮底面に着いてしまう』状況のことをいう。
症状を言葉にすると非常に簡単に聞こえてしまうのだが、実は、意外と大変なことなのである。
簡単に図にしてみた。
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胎盤は、母体と胎児を結ぶ血液袋であるため、出てこようとしたときに胎盤を傷つけてしまうことになる。いざ傷が付くと血が止まらなくなる…。というわけで、前置胎盤ということが分かると、
- 妊娠後期は、胎児が胎盤に乗らない様ににするため、安静にする必要がある
- 出てこようとしても胎盤が邪魔になるので、帝王切開の可能性がアップ
という苦労を強いられてしまうのである。
実は、前回の検診 で、「部分前置胎盤の可能性あり」と診断されてしまったのである。
前置胎盤にも子宮口へのかかりかたによっていくつか名前があり、
- 胎盤が子宮口を完全に塞いでしまうと「全前置胎盤」
- 胎盤の一部が子宮口を塞いでしまうと「部分前置胎盤」
- 胎盤の縁が子宮口を塞いでしまうと「辺縁前置胎盤」
となっているらしく、妻の症状は「辺縁前置胎盤」とのこと。
ただ、
「部分なので、今後子宮が大きくなるにつれて胎盤が上に移動していく事もありますから、今は気にしなくても良いですよ」
とも言われたので、不安はありつつも、いざという時の心構えだけはしておく必要がありそうである。
ちなみに、しばらくの間の制限事項としては、、、
- 仕事
は今まで通りでOK
- でも激しい運動
はダメ
- 夫婦生活も厳禁
とのこと。
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